イギリスEU離脱で思う事

イギリスの国民投票でEU離脱派が多数を占めたことに対し「EU崩壊の危機」や「悪夢のような決断」「歴史的な愚策」などとメディアは一斉に否定的な印象を与える報道を出しているが、これを見た筆者は思いきり首をかしげてしまった。

EUなんて最初から無かった方が良かったんじゃねえの・・。これが筆者の本音だからだ。筆者は海外営業時代にヨーロッパも担当していて、EU統合前から統合直後、そして東方拡大までつぶさに見てきた人間だが、正直言って得るよりも失うものの方が多かったんじゃないか?とずっと思ってきたからだ。

例えば筆者のいた業界で言えば、統合前のヨーロッパはドイツやフランス、スペインなど各国に細かく分散されていて、市場が小さい分だけ新規参入のメリットも少ないから各国にはいろんな中小企業が乱立していて、非効率かもしれないがヨーロッパ特有の家族経営主義を生かして結構大人数の雇用が確保されていたのである。

ところがEU統合でモノだけでなく資本の自由化が進み、流通も大手が弱者を淘汰する構図になってしまったために筆者の顧客たちの多くが販路を断たれて数年以内に廃業に追い込まれてしまったのだ。そして彼らの代わりにヨーロッパ市場を席巻したのは何とヨーロッパではなくてアメリカの会社ばかりだったのである。





もちろんこれは筆者のいた業界の話であり、金融や運輸、農産物など別の業種にいる方は違う意見をお持ちだろう。しかし筆者のいた軽工業の世界から見たEU統合とはヨーロッパ人の職と資産を奪い、さらに実体経済以上のユーロ高によって輸出競争力を徹底的に失わせるある種の計略、はっきり言うとアメリカのウォール街によるヨーロッパ乗っ取りだったと思っている。

それと東欧拡大の問題である。筆者はEU加盟直前にチェコやハンガリーを訪問したが、彼らが期待したのはドイツ人やフランス人のポケットの中身のおこぼれにあずかることだけだったのに、蓋を開けてみればプラハの市場にあふれだしたのは非EU国の商品ばかり・・。結局EUはこういった貧乏白人種の負の遺産も背負い込まされてしまったのである。

では職を失ったヨーロッパ人が得たものは何か?と言えば、東欧やアラブから来たクズ移民の群れである。この連中が社会福祉を食い荒らすことで善良なるヨーロッパ人今まで爪に火を点すようにため込んできた財源が失われていくという現実を見れば、EU統合などとんだまやかしであったことが誰だって判る筈である。

なので今回のイギリスの離脱だけでなく、今後はドイツとフランスもEUから抜け出し、残ったクズ国家群が数年迷走を続けた後でEU機構ごと沈没してもらいたいと切に願うばかりである。さて最後に今回のイギリス国民の歴史的な英断に拍手を送りたい。






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わードルが下がったで、喜ぶか悲しむか(笑)
今、1万円が4600ペソでしょ。

UK連邦国家だから、北は、親EU、南は反EUとかに分かれるのかも。

ポンドという、世界通貨を持っている国だから、EUと分かれたほうが将来有利になるでしょうね。

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