本当にダメなフィリピンの郵便局

以前の日記で5月11日に京都の郵便局から送ったSAL便(航空貨物)が予定していた3週間をとっくに過ぎても到着しないという日記を書いたが、昨日女房が問い合わせてみたところ、何と実際にはたったの1週間でここから直線距離で500メートルのパッシグ郵便局に到着していたことが判明した。

フィリピンの場合、郵便小包は自宅に配送されることは無くて、近所にある郵便局から「こういう荷物がウチに届いたから取りに来い!」という通達が来るのだが、なんとパッシグ郵便局の配達担当者は近親者が死んだために田舎にずっと帰ってしまい、運悪く筆者の送付先はこの人物が担当だったため通知書が配布されずにそのまま放ったらかしになっていたと言うのだ。

ふつう同じ職場の人間が休みになれば別の人間が代わりを務めるはずだが、パッシグ郵便局はそういう発想はハナッから無いようで、彼の担当ボックスには大量の郵便物があふれ出るままになっていたのだという。さらに彼以外にもパッシグ郵便局の倉庫係がマニラ総本局から受け取った荷物をシステム上に入力してなかったという失態まで演じていたのだ。





それで義妹が今まで何度も問い合わせをしたのに「そんな荷物は有りません」と答えていやがったのか・・。ちなみにパッシグ郵便局の窓口にいた女職員は「SAL便は船便だから3か月くらいかかるんですよ」とお前本当に郵便局員か・・?と思う位まるっきり間違った返事を何度も何度も繰り返すだけだったらしい。

事態が好転したのは女房が同じ問題に苦しんでいたビーンという隣人に相談してからで、支局は駄目だからとにかく本局に電話しろ!というので掛けてみたところ「はあ、本局のデータ上ではそんなの5月18日にパッシグ郵便局に送ってますよ」と言う答えを聞いて唖然としてしまったのである。

この本庁の人物は少しはマトモナ人物らしく「パッシグの郵便局に着いたら自分の名前を出すように!」とのアドバイス通りにしたところ、実にあっけなく「はい!この荷物ですね!」と倉庫の奥から出てきたのと言うのだが、もちろん謝罪などあるわけがなく手数料100ペソを平然と要求してきたのだそうだ。





だけど総局と支局というのはシステムでつながっていて、普通データが途中で消えれば緊急のタスクが発令されるはずだが、残念ながらフィリピンの郵便局はそうなっていないのか、或いはそれを扱う人間たちがシステムを全然見てないのか、もしくはその両方なのかとにかく機能不全なことは間違いが無いようである。

ちなみにタイタイ市に送った荷物は直ぐにピックアップできたじゃないの!と女房が文句を言ったら、マダームゥ、ああいう小さい町の郵便局は倉庫が小さいから職員たちの目が良く届くんですよ、その一方ウチは規模が全然違いますから問い合わせが来ないとね・・・・とこれまた唖然とする答えが返って来たらしい。

という事はパッシグの郵便局倉庫には一体どれだけ昔の郵便物が眠っているのだろう。ひょっとして黄色い革命の頃に海外から送られたラジカセとかパーカーの万年筆、あるいはポール・アンカのレコードみたいな昔のヒット商品が奥深くで寝り続けているに違いない。現在の骨董博物館パッシグ郵便局、ちょっと中をのぞいてみたい気分だ。






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おっかえりなさーい

 

SAL便、昔は日本の郵便局に聞いても、フィリピンは船便になります。だったのですが。今は、航空便なんですね。よいことをおしえてもらいました。ありがとう。

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