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無知との遭遇@高野山

高野山の名所を一通り見た後、登山電車で下界へと降りていく最中に静岡から来た婆さんとその娘に話しかけられた。この二人は随分と多弁で、こっちが迷惑そうな顔をしているのも意に介さず一方的に喋り続けるのだが、何でも真言宗の檀家で何処かの宿坊に一泊泊まりながら高野山へお参りしてきたのだと言った。

まーったく弘法大師は立派な坊さんなもんで、へー、日本各地にものすごい数の寺を作りなさっただに、へー、となんとも面妖な方言で説明し始める静岡ババア。こりゃ相当山奥か辺境、あるいは浜名湖内の無人島に住んでいるに違いない。

うるせーな、この親子は・・と思ったが、高齢の婆さんをいじめるのも気がひけるので、そうですかー、そう言えば比叡山の最澄とはライバルでしたっけ・・などと言ったら、これが火に油を注いでしまったらしく、そうそう!弘法大師の方が長く長安に留学したおかげで本当の密教を会得して・・!と信者特有の自慢話を始めた。

ところがである。静岡ババアのムスメ(とは言っても50代の中年)の口から「でも何で弘法大師さまはこんな紀州の山奥に寺を作ったのかしらねえ(方言は面倒なので以下省略)?」と言うのでエッ?と驚いてしまった。そりゃあんた・・、だってここで水銀が取れるからでしょう。





ところが(二度目で恐縮だが)この親子は筆者に対して怪訝な顔をしたのだ。つまり弘法大師は鉱山や水脈を探り当てる山師の生まれで、後年も布教の傍ら副業として水銀や鉄を掘り当てていた事を真言宗の信者でありながら知らなかったようなのである。

もちろん真言宗の信者で無ければこんな事は知らなくても良いのだが、茶の湯を嗜む人が千利休の本業が堺の武器製造者の販売代理人である事を知ってるのが当たり前のように、自分たちの信仰の開祖の氏素性くらい知っているのが当然であろう。

ところが(三度目で失礼)この静岡から来た親子は「そう言えば弘法大師さまが杖で地面を叩いたら水が湧き出たって伝えがあったけどねえ、でもあれは大師様の霊力なんですよ」とまるっきりトンチンカンな事を言い始めた。

あの~空海の本業は元々そっちで、探し当てたのは先祖から受け継いだ技術のおかげですよ!といってもキョトンとしたままであった。このアホ親子!不勉強にもほどがあるわい!。しかしその後筆者に対して「金毘羅さんもね、弘法大師様がお建てになった・・」と今度は神道と仏教がごっちゃになった話をし始めた。真言宗っていいのかね、こんなんで?






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弘法も布教の誤り・・・。

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