香港議会がフィリピン人への観光ビザ免除の停止を求める

2013/11/06 01:06:31 | ニュース | コメント:0件

2年前のバスジャック事件についてアキノ大統領が公式謝罪をしなかったとして、香港の議会は香港政庁に対してフィリピン人への観光ビザ免除を停止するよう求めたようだ。このニュースを見たときに「当の香港人たちがすっかり忘れていた事件を今頃蒸し返すとはさすが中国共産党」と思った。ちなみに香港議会と聞くと一見市民の声の代弁者みたいに聞こえるが、選挙民の投票で選ばれるのは議員の半分で、残り半分は中国共産党の息のかかった職能団体から送り込まれているのである。つまりビザ免除停止を言っているのは中国共産党そのものなのだ。
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中国共産党は、最初は観光ビザで心理的な揺さぶりをかけ、その次は家政婦やウェイトレスなどの単純労働ビザの停止で兵糧攻めにし、一方で香港の銀行にある政治家や富裕層の不正資金を暴いて恫喝(すでに始まっていると考えた方が良い)し、フィリピン政府を腰砕けにするつもりだろう。で・・共産党の目的は長期的にはスプラトリー諸島の割譲を認めさせることだが、短期的には米国との軍事協定締結を阻止することだと思う。
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この軍事協定というのは、米軍が再びフィリピン国内に駐留し、有事の際にはフィリピン軍の基地を米軍が自由に使えるようにするという内容なのだが(少なくとも日米安保よりはマトモな内容である)、両国の条件が合致せず8月から進めていた交渉が暗礁に乗り上げつつあるようである。争点については公表されていないので不明だが、最近フィリピンの国防大臣が協定は中国を仮想敵国にしたものではないと公表しているくらいだから、中国との外交関係を懸念したものに違いない。
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以前にも書いたが、自国の領土を不法占領している国との関係を考慮して、自国の国防力の増強や他国との軍事パートナーシップを結ばないということは愚の骨頂である。だいいち現在の米国がフィリピンに対し領土的野心を持っていない事は当のフィリピン人が一番よく分かっているはずだ。それともフィリピンの政治家たちは中国から裏金を貰って方向転換してしまったのか?もしくはフィリピン特有の実体のない桃源郷に逃げ込んでしまったのか?今ここで屈すると最後は領土をよこせと言ってくるぞ!しっかりしろフィリピン人。

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