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江の島まで辿り着けない女

日本に遊びに来て一番困ったのは気候でも言葉の問題でもなく歩行距離の長さである。筆者は会社員時代は健脚で鳴らした男で、スーツに革靴、それと大ぶりのカバンを持って何時間も歩くことなど苦でもなんでも無かったが、3年前にセミリタイアしてからは家でゴロゴロしてるだけなので足の方は相当なまってしまった。

筆者に輪をかけて怠惰なのが女房で、香港にいる時も買い物は歩いて3分以内のスーパーで済ませていたし、やむを得ず遠方に行かねばならない時も数分歩いてから地下に降りていく地下鉄よりも家の前から出発するバスを利用する方が圧倒的に多かったくらいなのだ。

それにマカティなどと違って筆者の住むパッシグ南部ではトライシクル(サイドカーの事)が一般的で、歩いて5分の距離にある床屋に行くのもトライシクル、7分の距離にある叔母エスターの家に行くのもトライシクルととにかく歩くことがほとんど無いのだ(当然アパートの部屋に上るのもエレベーターである)

それで一応筆者も事を気遣って成田から横浜まではエアポートバスを使ったのだが、シティターミナルから関内のホテルまでの移動(JR+徒歩3分)と、チェックイン後のみなとみらい地区の散策約1時間が(あくまで女房にとっては)かなりの重労働だったらしく、その夜遅くに両足がつる事態になってしまったのだ。

「アナタタスケテ!」とみじめったらしく泣く女房・・。こんなの水泳をやってた人間ならしょっちゅう経験することだから別に何でもないのだが、今回なんと情けない事に筆者も明け方近くに同じく両足が痙攣してしまい、さっきまで「お前は脆弱だ」とか嫌味を言っていたのを撤回せざるを得なくなった。





さて翌日は湘南地区へ行く計画を組んでいて、関内から電車に行って大船へ行き、そこからモノレールで湘南江の島駅へ行ったまでは女房も上機嫌だったのだが、駅から江の島へとまっすぐ伸びている参道の途中で「アナタ!ここにはバスはないの?」と女房が騒ぎだした。

あのなぁ・・、グリコのおまけみたいに残り物の人生を歩んでる80代の婆さんだって階段昇って江の島の先っぽまで歩いて行くんだよ!と説明したが、どうも足の塩梅がおかしい!(あくまでも女房の視点で)がけ道で痙攣したら命にかかわる!などとギャアギャア喚き始めてしまい、結局途中の江の島大橋で撤退することになった。

その後も長谷の大仏では足がちぎれそう!と文句を言い、鶴岡八幡宮まで仕方なくタクシーで言ったのに階段を昇るのが嫌だ!と言うので参内は取りやめ、横須賀では戦艦三笠博物館まで歩いていく途中で何度もしゃがみ込まれるなど散々面倒をかけられたが、なぜだか戦艦内部の大砲とか機関室は結構楽しそうに歩いている。

「ああ全く今日はえらい歩かされたわ!」と帰りの京浜急行の中では散々文句を言い続けていた女房だが、帰り道にちょっと変わり種のチーズでも買うか?と寄った横浜そごうの地下食品売り場に入るや態度は一変し、ああ、このスペイン産生ハムが!とかフォアグラ風味のテリーヌが!などとあちこと飛び回り始めた。

地下食品売り場に入ったのが4時半で出てきたのが5時45分・・。こんだけエネルギーが残ってるのなら楽勝で江の島の先まで行けたと思うのだが、女房にはデパ地下と厨房用品売り場はあくまでも別物、別腹、別足、別エネルギーなのである。ああ、江の島行きたかったな・・。あそこのシラス丼は美味かったのに・・。






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病は気から。+年とともに、体力が落ちるのでしょうね。日頃運動してないと。

後、フィリピンで街を歩く経験が長いと、へんなストレスがかかりまして(トローマかな?)

下先を向いて(道が平坦かどうか、障害物はないか、気を使う)あるく。歩きながらスリなどに注意する。みたいな事が、自然にやっているので、リラックスできずに疲れますよ。

デパ地下は、フロアが平面で転ばない。空調完備、セキュリティーもあまり心配ない。で、リラックスして歩けるので、余り疲れないと。

で、リラックスして

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