スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

残飯を漁る少年団

従兄弟ジェンの大衆食堂で酒を呑んでいた昨晩のこと、筆者はちょっと信じられないモノを見てしまった。店の営業時間が終了し、筆者ら夫妻と義妹はジェンと女房のジュミ相手にあれこれ話し込んでいたのだが、その時「○#&@A!!」と言う甲高い叫び声が背後でしたのだ。

振り向くと従業員のオバさんが小学生くらいのガキ達に対して「あっちに行け!」とばかりに手を振っているのだが、このガキたちは何故だか大きなビニール袋を幾つも握りしめていて、叔母さん相手に「&8=*G%~」と懇願するように叫んでいたのである。

テーブルを立ち上がってオバさんのもとへ行くジェン。やがてカウンターに置いてあった残り物を少しばかり渡すと「○#&@A!!」と叫んでガキどもを追っ払う。そしてテーブルに戻ったジェンは「あのガキ達は食い物の残りを漁りに来たんだ」と言った。

ジェンの話だと3か月前からあのガキ達はこの近所に現れ始め、最初の頃はゴミ置き場に出したゴミ袋を漁っていたのだが、それでは鮮度が落ちるためか最近は「ゴミを出してあげる」と直接店に出向くようになっただと言う。それでジェンも「まあ手間が省けるな・・」ということでガキどもにゴミ出しを頼んでいたのだそうだ。





ところがつい先々週にジェンは自分の店から出たらしきゴミが近くの路上に散らばっているのを発見し、それ以降ガキどもにゴミを渡すのを止めたのだが、一旦味を占めたガキ達がカモを見逃すはずも無く、最近はカウンターの上から食べ物をかっさらうようにまでなっしまったらしい。

ストリートチルドレンというのは筆者が半年前まで住んでいたタイタイにも結構いたのでこれ自体は別に驚くことは無いが、この連中になつかれるというのは確かに困りものだ。しかしジェンにもあのガキ達と同じ年くらいの娘がいるのだから、もうちょっと別の対応の仕方があるように思えた。


「あの子達はタガログ語が下手だからどこか別の地方から来たみたいね」とぶっきらぼうに言うジュミ。いつもは温厚で心優しいジュミだが、ことゴミ漁りのガキ達に対しては夫同様に非常に冷淡な感情しか持ち合わせていないらしく、筆者は何となくその言いぐさが気に障ってしまった。

筆者は博愛主義には程遠い人間で、道端に佇む物乞いに金を恵んだことなど一度も無いが、そうはいっても相手も人間なのだから、ジェン夫妻の様に犬猫の様な扱いをするのは如何なものか?と思ったのだ。それでその場は何となく白けた気分となり、酔いが回ったことを告げて筆者だけ先に帰る事にした。





酔い覚ましのために1キロ先にある自宅アパートまで暗闇の中を歩いて行ったのだが、その時前方の電灯の明かりの中にあのガキ達がうずくまっているのが見えた。よく見るとゴミ袋の中から肉片らしきものを取り出し手づかみで食っている最中だった。年齢は7~8歳くらいだろうか、総勢6人で女の子らしきのも2人いた。

さてそのまま歩いていくと、この連中は筆者の視線に気づいたのか一人づつ筆者の方に振り向いたのだ。そして皆が一斉に「&8=*G%~」と筆者に話しかけてきたのだが筆者には何を言ってるのか判らない。しかしこっちが「イングリッシュ?」とか話しかけとようとした時にガキのうち一番体が大きいの視界から消えた。

なんとこのガキは後ろからスッと寄って来てポケットに手を突っ込んだのである。アッ!このガキ!と手を振りほどく筆者。すると残り5人のガキがサッと立ち上がって筆者を取り囲み、手を前に出して「&8=*G%~」と喚きだした。ボロボロの服にゴワゴワの髪形、さらに顔にはもれなく青っ洟というゾンビ映画真っ青のシーンである。

ジュミの冷淡な態度から筆者の中に少しだけ憐憫の情を持ったためにこんな怖い目に遭ったのである。やはり郷に入れば郷に従えの言葉通りあんなガキは野良犬猫と同列と見なすべきだったのだと、ガキから走って逃げて息がゼイゼイ言っている時に痛切に思った。幸運なことに被害金額はゼロ、ただし右腕青っ洟がべっとりこびりついていた。ウウッ、汚い・・。






にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

フィリピンの現実ですな 

何年か前、パサイの下町に泊まっていたら、夜は路上やペディキャブの中で寝てますからね。
幸い危ない目には遭わなかったですが、一度ちびっ子ギャングに取り囲まれた事がありました。

マニラに元々住んでいるフィリピン人に言わせると、悪事を働いているのは地方から出てきた奴らだそうです。

フィリピンを美化しているブログとは真逆? 

長い間、あの国と関わってきたばってんがですたい
どこかの旅行社が宣伝しているマニラ観光で、サンチャゴ要塞に行ってみたら
銭を強請ってくる小汚いガキ共がまとわりついてくるし、上から小銭を投げとったばい。

セブでも綺麗な海の向こうから、早朝から物売りの親子が出てくるしね。
フェリー到着時は、小舟に乗ったムスリムの物乞い軍団がウヨウヨ寄ってくるたい。
もう遊びに行く気も失せてから、いっちょん好かん。

トラックバック

http://dadesigna.blog.fc2.com/tb.php/862-8ed7813a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。