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他人の不幸は蜜の味

マニラでパンク野郎に引っかかったキム(※)は母親メリー(※)と叔父たちの手で強制的に故郷ヌエバエシハへと連れ戻れ、携帯もパソコンも使用不可の軟禁状態に置かれていると聞いた。それに家から出ないように親戚たちが交代で見張っていると言うから、おそらくキムは一度か二度ガラス窓をぶち破って脱走を試みたに違いない。

一方、筆者ら夫妻は所用で半年前まで住んでいたタイタイ市の旧宅に2~3日滞在することになったので、この家にいる義妹と情報交換がてらキムと同じ寮にいた義妹の娘イナを呼び出して事情聴取することにした。キムは大学にも行かずパンク野郎と一体何をしていたのか?という事を根掘り葉掘り聞き出すである。

最初はモジモジしながらためらっていたイナも女房の激しい追及に段々と口を割り始めたのだが、筆者はタガログ語が判らないので時々義妹か女房に訳された単語を拾うしかない。しかしその僅かな情報の中でも17歳のキムがたった数か月でかなり道を踏み外してしまった事が徐々に垣間見えてきた。

キムがパンク野郎と付き合い始めたのは10月で、11月からはまったく大学に行っていない事、そして母親メリーから受け取った下期の授業料も大学には支払っていなかったことは聞いていたので、その金でパンク野郎と濃密な時間を過ごしていたんだな・・という認識でいたのだが、イナの話はその予想を覆すものだった。





キムは朝から夜遅くまでずっと外出していたのだが、なんとイナはほぼ毎日に様にパンク野郎が大学近くのバーでワル仲間とビリヤードに興じているのを目撃していて、そこにはキムはいなかった、つまりキムとパンク野郎の二人は四六時中一緒にいたわけではなかったのだ・・と言ったのだ。じ・・じゃあ・・キムは何処で何してたんだ・・?という疑念が深まる。

それから11月終わりごろからキムは(あくまで貧乏学生のイナから見て)急に金回りが良くなり、高そうなアクセサリーやハンドバッグを何処からか持ってきては同じ下宿ながら個室にいるイナに「これアンタの部屋で預かってよ」と頼みに来たのだという。ちなみにそれらは大学の学費をネコババしたくらいで賄えるような額のものではないらしい。

昼間からで遊んでいるばかりのパンク野郎と急に金回りの良くなった女子大生、そして二人は昼間から夕方は別々に過ごしていた・・。ここまで聞いた女房は愕然とした表情をした後で黙り込んでしまったが、一方の義妹はある女子大生の人生の転落劇を語っているのが実の娘であるにもかかわらず急に生き生きとした表情になっている・・。

筆者と女房、そして義妹3人の頭の中にあるイメージはもちろん同じであるが、お互い目を見合わせるだけで「キムは苦界に堕ちたんだな・・」ということは口には出しては言えない。しかしパンク野郎がシャブに手を出していて・・という話がイナの口から出るや「当然ながらキムも・・」という連想とともにある光景が頭の中で広がっていった・・。





シャブ中が良く言う「一本打って一発やったらもう止められない」「脳みそがとろけるくらい気持ちいい」「ヤリ始めて気が付いたら夜が明けていた」というフレーズが頭の中に浮かび上がる。シャブセックス!これを味わったら終わりらしい。そうか・・それでキムは心だけでなく身もパンク野郎に縛り付けられていったんだな・・と思ってふと義妹の方を見ると頬の筋肉が緩んでいるし目もなんだか嬉しそうである。

筆者の女房は生まれつき心優しいところがあるので重苦しい表情をして大学生の姪(イナ)の話を聞いているのだが、趣味と性格が似ている義妹と筆者はもっと凄い話が出てこないかとジーッと待ち構えていたところ、イナの口から「キムはパンク野郎のビリヤード仲間達ともどうやら・・」という正に待ってましたと思わんばかりの絶妙な言葉が飛び出た。

ところがここで女房が「もういいわ!止めましょう!」と言い出したのである。このバカ女!前菜から始まって今ついに最上級のメインディッシュがテーブルに乗った途端にひっこめる奴がいるか!と怒りに震えた筆者は会話に張って入ろうとしたが、そこはすかさず義妹が神妙な顔つきで何やら口をはさみ、イナも渋々と言った感じで話を再開した。

愛の迷路、いや青春残酷物語とはこのことである。イナの話はあまりに凄すぎてちょっと日記にするのは憚れるのだが、女房とイナが「もうこれ以上は・・」と言うのを巧みに遮り、予想をはるかに超えるドロ沼劇の全容をイナに吐き出させたのはもちろん義妹であった。こいつ日本に居たらフジテレビで昼間やってる泥沼愛メロドラマの熱心な視聴者になってるだろうな・・。

※)諸般の事情により登場人物の名前を一部仮名にしました。






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堕ちだしたら止まらない 

以前、通っていた整骨院の先生が、女の子は堕ちだしたら酷いと言っていたな。
日本でもそんなんだから、フィリピンの遊び人の男とかやりっぱなしだもんね~

最近聞いた話だが、ピーナの店を出して貰っているパトロンがお寺の坊主だと。
多分、フィリピンに子供とか置き去りにして、坊主とくっついてるんだろうけどね。

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