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惨めさを感じる瞬間

毎年冬をタイのチェンマイで過ごすKさんとチャットをしていた時の事である。彼と25年前にバンコクのホアランポーン駅前のゴザ酒場で知り合った頃はお互い日本があんまり好きでは無く、酒を酌み交わすほど日本は腐っとる!とか、搾取企業を打倒せよ!などと語り合ってきたのだが、二人とも年齢を重ねるうちに思想転向が進んで最近は半分愛国者となった。

まったくB級商品がここまで高品質な国は日本くらいしかないな!、中国人たちが日本に押し寄せるのも頷けますよ、コンビニのお惣菜が美味い国なんて世界でも日本くらいのものだろう・・、などとやりとりしていると、このKさんは「来月から低品質の国で不味いものを食わなきゃならんのが辛いよ・・」と書き込んできた。

エッ?不味いってチェンマイがですか?と聞くと、そうだよ!チェンマイの露店のメシなんて食えたもんじゃないだろう!、オレの中では家メシ>日本の居酒屋>ファミレス>コンビニ惣菜>タイの食堂、っていう順位だね!という返信を見た時に、筆者は背中の辺りがなんかドワーンと重くなっていくのを感じた。

そう、2か月前に女房とタイとラオスで食べたメシは筆者らにとって格別の味だったのだ。これは何も一流店じゃなくて、そこら辺にある屋台のカオパット(炒飯)やバーミーナム(ラーメン)でさえ滅茶苦茶美味いのだ。もちろんこれは普段食ってるフィリピン全土の外食店に比べて・・という意味である。

まあ唐辛子と砂糖を同じ割合で混ぜると滋味あふれるコクが生まれるといった立体的な味覚作りを模索してきたタイ料理と、腐らないように酢をぶっ込んどけ!豚肉を焼いてケチャップかけてハイおしまい!のフィリピン料理じゃ大男と赤子が相撲をとるようなものでそもそも比べる事自体が意味が無いことは分かっている。

しかしそのタイ料理を日本のコンビニ惣菜以下と言い切ったK氏の一文を見た時に、分かってはいるけれども俺はこんなところで一体何をやっているんだろう・・という虚しさ、自分がここまで堕ちちゃったんだなあ・・という寂寥感がこみ上げてきてしまい、ちょっと返信を打つ気が無くなってしまったのである。

おい!もう寝ちまったのか?じゃあな!来年の日本の旅を楽しんできてくれ!と書いてチャットを終えたKさん。しかし筆者はやりきれない気持ちを晴らすためウィスキーをグラスに注ぎ、一人静かに飲み続けたが、パソコンの画面に残った>記号の箇所を時々眺めては深いため息をつき続けた。フィリピンの食堂より>の右に来る料理なんてあるのだろうか・・?


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食は文化と言いますがマニラ出張、その後の駐在では日本食、華食
の不味さに辟易しました。多くのアジア国の出張経験でマニラの食事は一番落ちると私感します。
今は女房と義母となった作るスペイン風家庭食が
楽しみで昼夕食を勝手に行って食してました。前妻亡き後寡婦寡婦夫同士で再婚したのは当時から餌付けにあったのでしょう 。
泰には年に数回家族で行きますが(出稼ぎ?中で最近行けません)貧乏くさくなりますがタイ、ホーチミンでは女房は露天の食事を好みます。
連れて行きたいのはバンコクのヤワラットの土釜でつくるフカヒレスープ、タイ人友人によると400バーツらしいですが。亡妻は帰任日前夜にスタッフ嫁さんに連れて行ってもらい感激してました。

 

・・・・・・・・・(なにもいえなくなってブログそっとじ)

 

何も言えなくなった・・・
そうでしょうねえ(笑)

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