スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フィリピンの男のツマミ3選

女房の母方の親戚達は元々パンパンガ州の血筋からか宴会と料理が好きで、誰かの誕生日になるとわんさか料理を作って祝うのだが、ちゃんと酒呑みグループ向けにリエンポなどのツマミを用意してくれる。かくいう筆者も朝からマーケットに行って烏賊など買ってくるのだ。

しかし突然の来客でウィスキーなどを出さなきゃならないケースも多々あって、その場合これまで筆者はスーパーで売ってるナッツなどを最初に出し、腹が減ったら〆に明太子スパゲティを出すことにしていたが、ずっと豆だけでウィスキーを呑むのも味気ないと感じていたのだ。

しかしパッシグに引っ越してから買い物が格段に便利になったため豆と麺の中継ぎ投手のバリエーションが格段に増えてきた。そこで今回の日記では作るのが簡単で味は筆者の折り紙付きのツマミ3種をご紹介したい。なお男の料理は目分量なので詳しいレシピは割愛する。





①キニラウ
これは生マグロのマリネである。まず冷凍マグロをぶつ切りにしてホワイトビネガーをぶっかけて血を洗い流し(1回目は酢でしばらく漬け、2度目は酢で洗い流すだけが良い)、そこへカラマンシー(フィリピンの柚子。レモンでも可)と塩、それと味の素をまぶして手で揉む・・。それだけである。

昔ダバオでこのキニラウを食ってその美味さにぶったまげて以来、筆者の中ではフィリピンナンバーワンのツマミである。なおマニラのレストランにもこのメニューはあるが、最初にぶっかけた酢をザルでしっかり落としておらず生臭みが残っているので大概の店は美味くない。なのでマニラでは自分で作ったのが一番美味い。

あと好みでキュウリやレタス、玉ねぎなどを混ぜても良いし、生姜や醤油を味付けに使うとより日本人向きの味となる。なのでもしも新鮮なマグロを何処かで見つけたら是非ともこのキニラウを試してもらいたい。シンプルだがマグロとカラマンシーのフレッシュな組み合わせにフォークが止まらなくなること請け合いである。





②バグネット
以前の日記でも書いたとおり脂分タップリの豚の腹の部分を揚げたものだが、一度煮込んでから冷凍するというのがミソである。まず豚肉に塩コショウをまぶし、銀紙に包んでチキンスープの素をぶっこんだお湯で煮込むが、スープが肉に浸み込むように銀紙に箸やフォークで細かく穴を開けることが必要である。

肉が煮上がったら鍋から取出して一旦常温で冷まし、今度はサランラップに包んで冷凍庫で最低一夜カチンカチンに凍らせる。これは水分は凍ると体積を増すため、豚肉の細胞膜が全てブチブチと破られ、これで豚肉がトロトロプヨプヨの食感になるためのようだ(コメントを頂いたROMerさんの説)。

この豚肉を普段は冷凍庫に入れて置き、客が来たら油で揚げる訳だが、スープで煮た時に中まで火が通っているので表面がカリカリになるくらいで充分である。あとはフィリピン風に豚の血とビールのソースなんて気持ち悪いものは絶対かけずに、マスタードや柚子胡椒、あるいはそのまま食うこと。プルンプルンの肉から甘い肉汁がジュワ~ッと染みだすをを体験したら豚の丸焼きレチョンなんて食えなくなること請け合いである。。





③フライド・アディダス
三本線のアディダスから文字った鳥の足の唐揚げである。筆者は中国圏に20年近く住んでいたので紅焼(ホンジャウ)と呼ばれる蒸した鳥の足は散々食って来たが、実は唐揚げこそが最も美味い鳥の足の食い方だったのだ!これは盲点だった!とフィリピンに来て知ったのだ。

まず鳥の足を買って来たら鍋に塩胡椒とマジックサラップ(味の素)を入れたお湯で身が崩れるんじゃないか?と思うほど込む(最低でも1時間)。そしてその後は卵を絡めて粉をまぶし唐揚げにするだけなのだが、これを最初に食った瞬間、意外な美味さに筆者は笑い出してしまったのだ。

唐揚げ特有のしょっぱさと鳥の足のジュワッとしたコラーゲンが実にマッチするのだ。それに一度煮たことで鳥の足特有のトンがった味が消え、まるで究極のポテトチップスを食べているかのように次から次からと鳥の足を口に運んでしまうのである。





いかがだろう?全然お手軽じゃ無いじゃないか!と思うかもしれないが、①のキニラウは冷凍マグロのまま冷凍庫に入れておき、客が来たら解凍して酢をまぶせば良いし、②のバグネットは煮込んだ後の状態で、③のアディダスは唐揚げ粉をまぶした状態で冷凍保存すれば良いのだ。

ウチ呑みが頻繁にある方はこの三種のツマミを冷凍庫に保管しておくことをお勧めする。また②のバグネットはオカズにも使えるので、呑み仲間がガキや奥さんを連れて来た場合には両者とも満足するから好都合である(ただしオカズにするならドミグラスソースくらいはつけた方が良い)

なおアディダスはフィリピンのあちこちの道端で売ってるストリートフードで、こればっかり出してると「お前は俺を馬鹿にしとるんか!」と客が怒り始めるので、あくまで最初のつまみとしてちょっと出すとか、箸休め的なタイミングを見計らって貰いたい。

それから、でも解凍するのが面倒だろ!と思う方がいたら、残念だがはっきり言ってアナタは美味しいものに出会う資格がありません。仮にも食うことが好きで、さらに酒呑みとして生まれた以上は当然料理が出来るべきであり、うまいツマミのために一捻りも二捻りも工夫を凝らすのは最低限の常識です。






にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

タコも冷凍すると柔らかくなる 

タコも小さい物は硬い、だからボイルしてから冷凍する、その後食べる時に解凍して普通にカットすると柔らかくて美味しくなる。
この原理で、大根やらも同じ理屈で一度冷凍するといいそうです。

豚ブロックでやってみますわ。

トラックバック

http://dadesigna.blog.fc2.com/tb.php/782-d1c939fc
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。