プロパンガス配達員の譲れないパートナー

マカティなどの高級コンドはどうか知らないが、フィリピンの一般家庭で使うガスはプロパンガスである。料金は11キロのボンベで500ペソで、二人暮らしの我が家の場合これで約2か月くらい持つのだが、プロパンが切れた時には直ぐにガス屋に配達を頼まなければならないのが面倒だ。

昨日も夕食を作る段階でガスが無いことが判明したので、さっそく近所のガス屋に電話したところ、受付のねーちゃんは快活に「1時間くらいで届けに伺いますよ」と返事した。それでテレビ番組をずっと見ていたのだが、2時間経ってもガスの配達が来ない。

おかしいなぁ・・と思ってガス屋に電話すると、ねーちゃんは「ちょっと待って!」と言った後で配達員らしき男のケータイに連絡を取る。やがて何やらガアガア話し込むのを終えると、このねーちゃんはなんと「あなたのアパートの入口で警備員に追い返されたので引き返しました」と言ったのだ。

一体警備員は何やっとんだ!と怒った筆者ら夫婦は、運悪く廊下を見回りしていた別の警備員に文句を付けた。さっそく入口の警備員と無線で連絡を取る警備員。ところが無線からはいくらか困惑した声で、「だけどあんなに大きい犬をアパート内に入れるわけにはいきません」という返事が来た。

犬・・。なんでガスの配達員が犬なんか連れてるんだ?と筆者も変に思ったが、腹が減って怒り気味の筆者は「だったら入口の柱にでも犬を縛りつけておけばいいだろうが!」と文句を付けたところ、「私たちも配達員にそう命じたのですが、彼はこの犬も連れて敷地内に入るんだ!と言い張ったのです」という答えが・・。





さらにこの配達員は届け先の部屋番号をF棟407号室と一部屋間違えてて、しかもそこは空き家だったため、警備員からは「なんか危ないぞコイツ」と思われて即座に入場拒否された。それでこの配達員は大きな犬と一緒にすごすごと帰ってしまったと言うことらしい。

全くどうしようもないやつだ。それで再びガス屋に電話して今度は犬を連れずに配達せい!と頼んだが、このねーちゃんはさっきとは打って変わってモジモジしていてなんとも歯切れが悪い。どうも犬を連れた配達員と一悶着あったらしく、いつ配達できるのか約束できませ〜ん!と言ってプツッと電話は切れてしまった。

まあ配達員なんて阿呆ばかりだから部屋番号を間違えるのは十分あり得るが、一体どうして犬も一緒に配達に連れて行ったのかはサッパリ理解出来ない。上の階へ配達してる時のボンベを積んだトラックの見張り番として使おうとでも思ったのかかもしれんが(あんな重い割に安いものを盗む奴がいるとも思えんが)、どのアパートも大きい犬など中に受け入れないことくらい分かるはずである。

結局翌朝に別の配達員がガスボンベを運んで来たので、この男に犬を連れた配達員の事を聞いたら、ああアイツはいつだって犬と一緒なんですよ・・と言って愉快そうに笑った。こう聞くと動物愛護協会に表彰されそうな愛犬家だが、配達先から追い返される事もしばしばあって、その時はこの男が代行で飛んで行かされるらしい。

だったらガス配達員はなんか辞めてペットショップでも転職すればいいのに、この男は一体何を考えているのだろう・・。それにガス屋だってアパートからの注文はまず配達不能になるから困るだろうに・・。どうしてこんな不条理なことを放置しておくのか、いくら考えても答えが見つからない。






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ガスの残量がわかるメーターを設置するといいですよ。
簡単で効果があります。簡易なガス漏れ防止弁もついています。

しょっちゅうガス爆発が起こりますから、自衛すべきだと思い、コストをかけて安全を買いました。

 

それは良いことを聞きました。
さっそく買い求めますよ。
しらなかった、そんな便利なものがあったなんて。

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