棺桶ホスピタル in フィリピン

義妹の隣に住んでいるビーン婆さんが体調不良を訴えて救急病院へ担ぎ込まれたという。このビーン婆さんは今年の春先も社交ダンスの会場で脳溢血を起こしてマカティの病院に緊急搬送されたから、今年これで二度目の救急搬送である。

ビーン婆さんの二人の娘はあいにくと仕事で外出中だったため、隣近所のおばさんグループが手分けして私立病院に運んだのだが、病院到着後にICUに送られるどころか病院の廊下で5時間も放ったらかしにされたのだという。

「怪我や心臓発作で運ばれた患者が病院中に溢れてて、病室どころか治療室にも入れなかったのよ!」と怒りの表情で説明する義妹。だけど医者は診察には来たんだろう?と聞いたら、トンデモナイ!と叫ぶ。

「看護婦が血圧と体温を測って、あとはライトで目の動きを見ただけなの!。脳溢血なら刻一刻を争うのに、あれじゃ墓場への待合室みたいなもんだわ!」とわめく義妹。幸運にもビーン婆さんは単なる貧血だったため死ぬことは無いようだが、なんともひどい話だ。

しかしマニラやセブの有名私立病院ならいざ知らず、リサール州みたいな片田舎の病院はどこもこんなもんである。筆者も昨年体調が悪くなってこの病院へ行ったのだが、かなりの料金を取るくせに設備も診察もお粗末極まりなくて、日本の病院が桃源郷に思えるような有り様である。

老後は暖かいアジアの片田舎でのんびり・・とか言ってるオジさんオバさんへ先輩ヅラして偉そうに言わせてもらうが、タイは別としてフィリピンはあんたらが思うようなロマンチックな場所じゃないし、それに一度病気にかかったら死と隣り合わせである。綺麗なとこばかりじゃなく現実を見てごらん。

悪いこと言わないから、フィリピンのことは綺麗さっぱり忘れて方向進路を沖縄や奄美大島、鹿児島に変えるか、もしくは医療施設と保険制度がやけに発達した大阪市にお行きなさい。そっちの方がまだ幸せな老後と楽な死に方ができますよ。






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