デブ女達にとっての最高の日本土産

女房に命じられて全日空の持ち込み荷物制限46キロ(23キロX2)まで土産を買わされることになった。ステーキ用冷凍牛肉にマルタイ棒ラーメン、日本米に資生堂の化粧品まで事細かく書き込まれた買い物リストを渡されたが、その中で最優先アイテムに指定されていたのが何とソーセージである。

今年春に大阪・松屋町のウィークリーマンションに陣取って日本ライフを堪能(女房だけ)していた際に、近所の玉出スーパーにソーセージがずらりと並んでいるのを見た女房は面白半分に全てのソーセージを買い込んだのだが、粗挽きソーセージ、特にシャウエッセンの美味さにすっかり取り憑かれてしまったのだ。

ドイツ製じゃ無くてたかがシャウエッセン?あんたの家は相当貧乏なんだな・・と思うかもしれないが、筆者と女房のいた香港はソーセージ自体はそんなに美味く無かったのと、しかもドイツ料理が苦手な女房は本格的なヴルストなど食べたことがなかったのだ。それが齢42にして初めてソーセージに(しかも日本で)開眼したのである。

呆れるくらい大量のシャウエッセンを買い込んで帰国した女房。それをあざとく見つけた大学生の姪はあまりの美味さに目を剥き、後はパクパクパクパクとシャウエッセンだけ食い続けたのである。やがて日本のソーセージはべらぼうに美味い!と聞きつけた親戚達は「あたしにも一袋ちょうだい!」と言い出す始末に・・。


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それで一昨日に近所の西友でシャウエッセンの大パックをカゴ一杯買い込み、1個のスーツケースの半分くらいソーセージを持ち帰ったのだ。それで空港から家へと到着して早速ジッパーを開けたところ、中を見た女房や義妹、特に大学生の姪の顔には失望の色がありありと浮かんだ。

なんでこれしか無いの!スーツケース丸ごとシャウエッセンだと思った!この包装袋に穴を開けて空気を抜けばもっと体積が確保できたじゃ無いの!と凄い言いがかりをつけてくる。そして筆者の旅荷物を解く前にソーセージの袋を開けて鍋で煮るや、ツブツブ入りの辛子をなびって美味そうに食い始める3人のデブ女。

そして食いながらメイとかアベット、フィリンにティタなんとかと親戚の名前が出てきたが、要するに持ち帰ってきた量が思った以上に少なかったから(繰り返すがスーツケース半分である)、連中へのおすそ分けは思い切り減らすか旦那が持ち帰るのを忘れた事にしよう・・と算段しているらしい。

やがて3人は自分たちの分前をどう配分するか(大学生の姪が何やら言い張っていた)を決めた後、未開封のソーセージを全て冷蔵庫の奥にしまいこんでしまったが、ふと振り返ると大学生の何かを咎めるような目つきで筆者をじっと見ていた。なんだこの太々しさは・・。感謝されると思いきやこの扱い・・、しかも俺はシャウエッセンの一本たりとも分け与えられることは無かった。






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シャウエッセン、初めて聞いたよ。具ぐると、日本発案の粗引き腸詰豚肉?ソーセージだとか。フィリピンでは、大昔からあったような。地元の一部メーカーが作っていたような。当時、(30年前)日本より、外国のほうが(含むフィリピン)ソーセージ類は、圧倒的に進んでいたような。

37年前国際音痴だった私は、今や日本音痴。

 

70年に
ミュンヘンで食べた
ヴァイスヴルストが
未だに忘れられません

 

①シャウエッセンをご存じない?相当メジャーなソーセージでテレビCMもよくやってましたよ。しかし発売は1985年なので、ちょうど貴殿が日本を離れた時にすれ違った様ですね。
②仕事でしょっちゅうドイツにいってたのでヴルスト食いまくりました。やっぱり本場の、しかも町の屋台で売ってる様なチーピィなヴルストが美味いんですよね。

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