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案外したたかなゴザ酒場の女たち

フェイスブックを見ていたら今日はジャンの誕生日だという表示が出ていた。このジャンと言うのはバンコク・ホアランポーン駅前にゴザを敷いて赤酒とソムタムを提供している通称川っぷちの女である。これを日本で言うと昭和40年代に上野駅の前で出稼ぎ労働者向けに東北の漬物とツマミに安酒を売っている屋台の肝っ玉かあさんと思っていただくと良い。

筆者は学生時代にどぶ川沿いにあるゴザ酒場に毎日通い、タイ東北部イサーンという貧しい地域から来た薄幸そうな女の子たち相手に拙いタイ語を駆使して一日を終えていたのだが、ジャンはその頃のメンバーの生き残りで、今でも姪のエーンを引き連れて毎日ホアランポーン駅前にゴザ酒場を開いているのだ。

それで誕生日のメッセージを送ったのだが、ふと見ると「今日で50歳です」という表示に目が留まった。アレッ?確かジャンは42歳だと言っていたはずである。そういえばGダイアリーというタイ発行の雑誌にゴザ酒場が特集されていて、そこにジャンと姪のエーンが紹介されたので見てみたところ、確かにジャンは42歳、エーンは23歳と書いてある。





まあ女性が年を誤魔化すのは世界共通の事だし、そういえばジャンは5年前に逢った時も42歳と言っていたから気が付かない筆者がアホなのだ・・と一人納得したが、試しに姪エーンのフェイスブック上のプロフィールも見てみたところやはり23歳ではなく25歳であった。そしてエーンの投稿した写真には二人の赤ん坊を抱いてる写真が何枚もあった。

「アタシは恋人を作る時間もないの。日本人で誰かいい人いないかしら?」と言っていたエーン。しかしどうやら実態は二児の母であるようだ。まあ離婚したとか未婚の母ならウソは言っていないのだろうが、ゴザ酒場の女たちを純朴で物悲しい人たちだと思っていた筆者は「アイツら中々食わせ物だな」という印象を持ってしまった。

それでヒマに任せてネットで「川っぷち」とか「ソムタム売り」「ホアランポーン」などと検索していたら、これが出てくる出てくる・・。なんとやたらと多くの日本人が今時バンコクでも稀な牧歌的なゴザ酒場の女性たちにすっかり感動してしまい、店がはねた後に一緒に食事に行ったりカラオケに行ったりしているのである。



(この写真はある方のブログから無断で拝借しました。ごめんなさい)


25年前までホアランポーンでゴザ酒場を営んでいたオラニーと言う友人は「あそこは酔っ払いや危ない人が沢山来たから本当に毎日が嫌だったわ」と涙ながらに吐露していたので、筆者は彼女たちを同情の目で見ていたのだが、ネット上に数多く登場するジャンと姪のエーンの楽しそうな写真を目撃するにつれ筆者の理解はなーんか違うような気がしてきた。

少なくともこの二人は結構楽しんでいるようである。それにジャンとエーンは二人とも髪をマッキンキンに染めていて、タイ東北部の農民にしては化粧が濃いのも気になる・・。どうも単に安酒とツマミを出すだけでは儲からないので、銀座の郷土キャバレー「白いばら」のように「同じ故郷の田舎っぽい娘とロマンチックなひと時を・・」というコンセプトに切り替えたに違いない。

おそらく今ごろ二人してコンパクトの鏡を見ながら口紅でも塗り、人の好い客が歩いてくるのとっ捕まえようと算段を練っているに違いない。そういえばオレが呼んでも無いのにエーン隣に座って赤酒を(オレの勘定で)3本すごい勢いで飲んでたな・・。ひょっとすると来年あたりはゴザ酒場もキャバクラ、いやゴーゴーバー化してるかも・・。






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