西鶴一代バカ女

2015/09/09 01:31:49 | 日記 | コメント:3件

アブダビに出稼ぎに行っている従姉妹ボーヤが妊娠したというニュースを聞いた。こう書くと「それはおめでとう」と思うかもしれないが、実は筆者と女房、それに従兄弟全員が「アイツまたやったか・・」「自分の状況を分かっているのか?」と呆れているのである。

今から10年前に高校生だったボーヤは付き合っていた恋人の子供を妊娠したが、その恋人が逃げたためにシングルマザーになってしまった。父親のボウイ叔父は激怒して恋人をとっちめたが、これが薄笑いを浮かべてのらりくらりと逃げ口上を述べる無責任極まりない男で、こいつと一緒になると娘がもっと悲惨な目に遭うとボウイ叔父は判断したらしい。

それでボーヤは育児の傍ら大学まで進み、一応ホテル&レストランマネジメントの学位を取得してオルティガスの旅行会社に就職したが、ここでまた別の男に引っかかって第二子を妊娠となった。最初の妊娠は若き日の失敗ということで親戚たちも許容してきたが、また妊娠?しかも今回の相手は子持ちの既婚者なのである。

それでボウイ叔父と兄貴のクリスとスプークが男のもとに乗り込んだが、これが赤貧洗うが如しのウラナリ野郎で、とてもじゃないがこいつから養育費を取ることなど出来そうにない・・。それで前回同様に男を解放したのだが、何でボーヤはこんなカスばかり引っかかるのか?と一同首をかしげてしまった。





その時点でボーヤの母親は他界していたけれども、ボウイ叔父は内務省の役人でかなりの副収入(つまり賄賂)もあったし、長男のクリスから姉のティナイに始まってみんなそれなりの教育を受けているのだ。それで従姉妹アンがボーヤの周辺を密かに探ってみたところ、どうもボーヤは言い寄ってくる男は誰彼かまわず相手にしていたことが分かった。

ボーヤの父ボウイ叔父はバイアグラを飲んで若い女の尻を追っかけまわしている好きモノである・・。どうやらボーヤはどうやらその血を色濃く引き継いでしまったようだ。それでこのまま放っておくと豚のように子供を産み続けかねない・・と危機感を募らせたボウイ叔父と兄弟たちは、イギリス人と結婚して当時アブダビに住んでいた姉ティナイに職探しを頼んだ。

ボーヤの学力ではどう見てもアブダビの大ホテルに就職は無理だったので、ティナイの夫ボブが役員を務めていたヨットクラブの空いた職に滑り込んだのである。ここは仕事がえらく楽なわりには給料が結構良いので、これで子供二人に仕送りは出来るし、それに禁欲的なアラブに行けば娘も男には走らないだろう・・とボウイ叔父は安堵したらしい。

しかし中近東に行かれた方ならボウイ叔父の計画は丸っきりの間違いであることはお分かりだろう。現にボーヤがアブダビに移動してから3か月後に、サウジアラビアにいた義妹の夫フランシスに「病気になったから金を送ってくれ!」という緊急メッセージを発信したのである。





フランシスには婦人系の病気と言っていたがどうも性病に感染したようである。しかしヨットクラブに出入りする人間は従業員も含めてそれなりに高級取りのはずだから変な病気など持ってないはずなので、どうやらタクシーの運転手や道端のケバブ売りを相手にしていたらしい。

それで親戚一同が呆れているところへ今回の妊娠である。ボーヤは今のところ相手が誰なのか妹にも話していないが、良くてフィリピンの出稼ぎ肉体労働者、最悪パキスタンかウズベキスタン、ケニア人の可能性だってあるのだ。行った場所が上には上がある様に下には下が有るわけだし、ボーヤの男運というか男の趣味を考えると相当下の方であるに違いない。

むかし観た溝口健二の「西鶴一代女」の主人公はそれなりの身分で生まれながらも不義密通の罪で御所を追い出され、その後は流転を重ねるうちに最後は廃寺で客を取る売春婦まで堕ちていくというストーリーで、愛に走った女の悲哀を描いた名作であるが、主人公お春とボーヤの人生を重ね合わせてみた時に重大な違いに気が付いた。

お春は自分の転落をどうにもならない宿命と受け止めていたが、ボーヤはたぶん自分がバカやってることに気が付いておらず、けっこう楽天的に生きていてそこには悲しみというのが全く無いのだ。やりたいからやる・・、出来ちゃったから産む・・、それだけだ。なので今回の日記の題は西鶴一代女にボーヤの特性である「バカ」をつけることにした。最期は尼になって巡礼する事など期待するだけ無駄なようだ。






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コメント

2015/09/09(水) 07:22:15 | URL | star child #/9hBKkrU
アブダビなら、フィリピン人、インド人かも。でも、中世的な男前が好きなようだから、英国系なら救えますね。(笑)

2015/09/09(水) 13:38:25 | URL | ROMer #-
親の血を濃く…

小生には、タイムリーな話で不安が増しました。

最近、養娘15歳がFacebookで、
どんな男が理想的な彼氏か?
彼氏にはこんなことをしてもらいたい
的な内容の他人記事をシェアしています。
1日何回も。

彼女は弟が2人います。
3人とも種違い。
一番下が一歳になる前に、
その子の父親でない男性と結婚。
その男性とも1年でセパレート。

養娘は、
そんな母親は大嫌いと言っています。
養娘を育てた祖母は、
養娘の母親は母屋には入れません。

祖母の家の庭にある豚小屋を
小生の資金で改築して住んでいます。

養娘は、
今年初めてボーイフレンドが出来、
3カ月で破局したばかり。
1月しない内に新しい彼氏をつくりの。

そして、今回のFacebook連続シェア。

母親の血を濃く引いているのか?

不安な毎日を過ごしています。

2015/09/10(木) 14:02:36 | URL | ほにょ #-
発症する可能性はかなり高そうですね。
修道女にして教会に閉じ込めた方がいいとおもいますよ。

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