出口のないフィリピン人の口癖

2015/08/10 01:00:47 | フィリピン雑学帳 | コメント:1件

昨夜フィリピンに戻ってきて、我が家でエド叔父さんと義弟アベット、それに従兄弟ラフィーの4人で酒を人でいた時にフィリピンの最近のニュースの話をしていると、エド叔父さんが「お前はフィリピンはなぜ発展しないのだと思う?」と聞いてきた。

またこの話かよ・・。フィリピン人と付き合いが長い方なら同じ経験をされた方も多いだろう。しかしもしもこの手の質問をされたことが無い方がいたら、相手の誘導に乗ることなくあまり深入りしないことをお勧めする。

この質問をされると外国人は「植民地時代に搾取されたから」とか「アメリカ型行政システムに重大な欠陥があるから」、もしくは「フィリピン人は働かないから」などと答えてしまうが、フィリピン人たちは首を振りながら訳知り顔で「どれも違うよ」という。

それで再びいくつかののやり取りをするが、相手はウィスキーグラスを持ったまま「それも違うよ」と言うだけなので、じゃあ一体何が原因なのだ?と問いただすと「政治家が不正を働くからだよ」と悲しい目をしながら言い始めるのだ。

これはフィリピン人のほぼ全員が同じ考えを持っているらしく、本来ならばフィリピンは相当豊かな国のはずなのに(確かに第二次大戦後直後はアジア屈指の富裕国ではあった)、政治家や役人が俺たちの稼いだ金をすべて盗んでしまうのだ・・というのである。





重要な商談がある日にもかかわらず母親が遊びに来たからと無断で会社を休んだり、借りた金を平然と踏み倒す、商店主が腐った肉を平気で売り場においているフィリピンが本来は豊かだっただと・・?バカも休み休み言え!と叫びたいが、彼らは自分たちが正当な報酬を得ていない不運な民だと本当に信じ込んでいるのだ。

まあ確かに不正はあちこちに蔓延っているし、日本だって社会改造が進んだのはGHQの左派的な政策のおかげだともいえる。それでフィリピン人に「あなたの国には財閥解体や土地の小作人への分配など共産主義的な手法が必要なのでは?」と言ったら、これはエラく反論されることになってしまう。

「NPA(新人民軍)は人殺しだ!」「コミュニストは神を否定する!」「奴らが出てくればカンボジアみたいになってしまうだろ!」と叫びだしたのだ。いや共産主義的な手法と言ってるだけで、あくまで議会制民主主義の枠組みの中でのことを言ってるんだけど・・。

それなら社会主義的な政策を導入すれば!とか健全な二党体制を!と言っても彼らは首を振るばかり・・。じゃあアンタ達には何かアイデアがあるのか?と聞いても、彼らはグラスを見つけながら「いろいろやっても無理だよ」「マルコスを追い出しても大して変わらなかったんだ・・」と呟くだけ・・。他人の答えは全部否定して、自分に答えがないのなら初めから聞かなきゃいいじゃないか

これぞまさしく植民地根性。社会が悪いのは誰かのせいで、この体制を変えるべきだが実行するのは俺では無い。結局は誰かに心の内を聞いてもらってあわよくば援助をしてもらおう・・という他力本願そのものである。堂々巡りの出口が無い不毛な宿命論にウンザリした筆者は酔いが回ったことを告げてさっさと席を立った。燻って朽ち果てるくらいなら革命やれよな・・。






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コメント

2015/08/10(月) 05:25:31 | URL | 傭兵カット #5bAGT/qc
戦後のフィリピンは豊かだったそうです。これは米の指導のもと運営されたため、と想像します。その後はご覧のようなありさま。票を売る民には国家運営なんぞ到底不可能。P人と酒飲んで議論しない事にしてます。最後は血見ますから。

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