香港の食文化を壊すダニたち

2015/07/26 02:10:28 | 香港中国 | コメント:1件

約2年ぶりに香港に来たので昔通っていた広東料理屋で食事をしようかと出かけて行ったら潰れていた。じゃあ好きだった潮州料理はどうかと訪ねてみるとここも閉店・・。結局大して美味くは無いが見た目だけは立派な料理店で味気ない夕食を摂る事になった。

全く香港はどうしようも無い・・。美味くて安くて客に人気がある店ほど強欲な家主に法外な家賃を要求され撤退に追い込まれてしまうのだ。筆者が3年前まで毎週のように食べていたレストランは半分近くが閉店してしまった。

ふつう家賃というのは隣同士で間取りが同じなら似たようなものだが、香港の場合は店子の儲け状況によってまるで変わって来るのだ。筆者の知り合いは隣の店子が月7万5千ドルで契約更改したのにも関わらず、ひと月後に12万ドル(180万円)要求されてしまった。ちなみに同じ大家である。



お宅は儲かってるんだから払えるはずだ!嫌なら出て行ってくれ!大家はそれだけしか言わなかったそうだ。それで仕方無く撤退をしたのだが、翌月からは一文字だけ違う店が居抜きで開業していてオーナーは大家の息子だったそうだ。値上げを飲もうが飲むまいがサイコロの目は大家の勝ちで決まっていたのである。

もっとも大家が強欲なのは今に始まったことではなく、筆者が始めて香港に来た20年前に通っていた店はほとんど残っていない。ここじゃ店子の経営努力を全てもぎ取る搾取が平然と行われているわけで、美味い店ほど真っ先に潰れてしまう逆構図が香港にはあるのだ。

美食の都ホンコンへようこそ!などと香港政府は観光客の誘致に注力しているが、本当にそのタイトルを維持したいのなら一切何もせずに店子の死刑執行を続ける大家どもをなんとかしろ!もしくは公共スペースをリーズナブルな家賃で貸し出すとか、とにかくレッセ・フェールはいい加減やめろ!と言いたい。




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コメント

No title

2015/07/28(火) 07:35:38 | URL | star child #/9hBKkrU
まるで、フィリピンみたい。ただし、外国人オーナーの店に限るそうですが。

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