豪邸街に居座る強欲な悪党ども

2015/07/24 00:56:14 | 旅行 | コメント:2件

銀行口座のちょっとしたトラブルが発生したので永住ビザの延長も兼ねて香港に来ることになった。筆者ら夫婦は二人とも永住権を持っているが、外国籍の人間の場合は別条件がついていて3年に一度入国しないと失効してしまうからである。

突然訪問を決めためお得なホテルは全部一杯だったので女房の親戚ノエミーの豪華アパートに泊めてもらう事にした。もっともノエミーは住み込み家政婦というだけだが、雇い主のイギリス人が一月半も帰郷しているため空き部屋が出来たのである。

香港島ノースポイントの高台にあるアパートについた時に正直アレッ?と思ってしまった。ノエミーが3年前まで住んでいたビクトリアピークの豪邸に比べるとサイズが2/3くらいに縮小しているのだ。

あんたの雇い主は弁護士事務所で降格されたのか?とからかったら、失礼ね!あたしのボスは今でもパートナーとしてバリバリやってるのよ!とむくれるノエミー。だったら何で場所も部屋も以前住んでた家よりもランクが落ちてるんだ?と聞いたところ、そこには香港独自の事情があった。

ここ3年で家賃が更に高騰していると言うのだ。弁護士事務所の家賃は月10万ドル(150万円)と上限が決まっているため仕方なく狭い部屋(それでも250平米ある)に移り住まざるを得なかったと言うのである。これを聞いて筆者は「さらに値上がりかよ!」と呆れてしまった。



イギリス人エリート弁護士が住む様な高級物件ではなく、日本人駐在員が住むもっと庶民的なタイクーシンの売買単価(家賃では無い)を例にあげて言うと、2004年のSARSが吹き荒れたあとの調整期は1スクエアフィート当たり4000ドル(6万円)だったのが2008年には8000ドル、2012年には1万2000ドルと4年毎に倍になっていた。

家賃も当然物件価値に連れて上がるわけで、筆者も赴任期間中はいくら昇格しても住宅環境は全然良くならなかったのだが、この3年間でさらに値上がりが続いてしまい借り手の中でも最富裕層のアングロサクソンエリートでさえもビクトリアピークから追い出される事態になってしまったらしい。

土地や株で儲けても1セントも税金がかからないタックスヘイブン香港らしい話である。経済不調が起こるたびに各国の中央銀恋が刷りまくった紙幣はこんな処に流れ込んで実態とはかけ離れた不動産相場を作ってやがるのだ。

さて雇い主が以前住んでいたビクトリアピークの豪邸は今現在誰が住んでいるのかと聞いてみたところ、欧米の金融ブローカーや中国の実業家と思いきや、なんと中国政府のそれなりに有名な高官の家族で、どうやら役人どもがここら辺の豪邸を法外な値段で買い上げているらしい。

さすが兆単位で国の財産をネコババする中国共産党員である。女房子供が世間とかけ離れた生活をしていれば内部告発で処罰されそうなもんだが、厚顔無恥の極みにいる共産党幹部たちはそんな事は気にもかけないらしい。確かに中国の役人は人民が飢え死にしようが何千年にも渡って搾取し続けてきたから次の数千年も変わる事は無いのだろう。




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コメント

No title

2015/07/24(金) 15:55:41 | URL | star child #/9hBKkrU
香港永住ビザは3年に1回ですか?

日本は大変厳しくなって、ある期間中の日本滞在(日本居住)日数が規定に達しないと、永住ビザが実質的に失効するみたいですね。再入国許可証の期限とも関係してるみたいです。

No title

2015/07/27(月) 16:55:45 | URL | hanep #-
フィリピンのなんとかレポートって、出さないとどうなるんですかね?

やっぱ罰金だけなのかな。

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