まさかこんなモノを美味いと感じるなんて・・・

エド叔父さんと義弟アベットが我が家に遊びに来たので、近所に住んでる従姉妹の旦那ラフィーも呼んで酒盛りをすることにした。ツマミは日本からたんまりと持ってきたし、酒の方もいつも飲んでるジョニーウォーカーや昔新潟県で働いていた時にさんざん飲んだ麒麟山など一通り揃えてあるのだ。

さて筆者は初めからウィスキーを飲んでいたのだが、エド叔父さんが間違って筆者のグラスにプンタドールを注いでしまった。チッ!こんな粗悪な酒を!と心の中で舌打ちしたが、年長者なので表情に出すわけにはいかない。それで仕方なく注がれた分だけ飲むことにしたのだが、何口か飲んでいる内に自分の変化に気がついた。

美味いのである。まさかこんな粗悪な酒が美味く感じるなんて・・と驚いてしまったのだ。このプンタドールは一応ブランデーと名乗っているが、実際はシェリー酒にマールという絞りかすブランデーを混ぜ合せたまがい物の酒である。値段も1本350ペソとジョニーウォーカーの三分の一という安酒だ。

もちろんプンタドールには高級酒特有の奥行きのある深みや芳醇な香りなぞ全くないし、どちらかと言うとベタッとした味である。今までも宴会でウィスキーの在庫が切れた時には仕方なくプンタドールを飲んでいたのだが、美味いと思った事など今まで一度も無かったのだ。





まさか舌が劣化したのか・・?と焦ったが、1か月半も日本で美味い飯を食い続けたのだからそんなハズは無い。じゃあ加齢のせいか?それとも体調のせい・・?と色々考えるが答えは見つからない。しかしジョニーウォーカーを飲んでいた時に比べるとクイクイとグラスを傾けてしまうのである。

筆者の異変を察したらしいエド叔父さんが「プンタドールは美味いだろ」と呟いた。俺も昔はジンやウィスキーをがぶ飲みしたが今はプンタドールがいいね!この酒なら何時間でも飲み続けられるよ!と味覚とはちょっと論点がずれた話をしはじめた。

と、そこへ義弟が「ブラザーは味覚がフィリピン人になったんだよ」と気になる一言を・・。オレがフィリピン人だって・・、という事は1か月半も「異国の」日本で過ごしたから、帰国してソウルフードに有りつけたと舌が喜んでるって事かよ・・?

なんだか余り嬉しくない体の変化だが、不味いモノだらけのフィリピンで美味い酒が見つかったというのは喜ぶべき事かもしれない。それに円安で財布の中身は乏しくなっているから、脳の金銭神経中枢が誤作動を起こしてプンタドールを美味く感じさせているのかも・・。旅行でえらく金を使ったから暫らくはこの酒を飲み続けるしかないか・・。


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No title 

詳しいですね。お酒。わたしは、飲まないからわかりません。

No title 

フィリピンの酒は本当に体を壊すものばかりだと思う。ヘネーブラにしてもエンペラドールにしてもマタドールにしても、大人が飲む酒じゃないと思う。

でも安いから、買ってのんでしまう。

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