怠惰な生き物の楽園

2015/06/24 08:47:37 | 日記 | コメント:2件

女房と付き合い出してからかれこれ20年がたつが、コイツと一緒に旅行をして困るのは余りにも怠惰な事である。筆者などは学生時代から今日はカルカッタ、明日はアグラ、そして夜8時の電車でベナレスへ向かって・・といったスケジュールで動くのを常としているが、女房はこれとは全く逆の感覚の持ち主なのである。

例えば新しく来た町でホテルにチェックインすると女房がまずやるのは寝ることで、夕食はホテルの目の前か歩いても最長5分くらいのところで済ませてしまうのである。そしてその土地の名跡と呼ばれる場所に行くのは早くても3日目くらいからで、2日目は半径100メートルくらいを1時間(ただし途中休みが30分ほど入る)出かけてお終いなのだ。

もちろん3日目以降も加速度的に行動範囲が広がる訳も無く、同じようにダラダラしているだけで、今回も大阪滞在3週間のうち二条城や大神神社、神戸に行ったのは筆者が強制的に尻を押したからである(後から「疲れた疲れた」と何度も何度もお小言を言われることになったが)。





しかし今回の旅で女房に最適な場所をついに発見することになった。それは一泊二食(希望を言えば三食)の温泉旅館である。食事は黙っても出てくるから今日は何を食うか店を選ぶ必要も無いし、ホテルの中にずっといて温泉につかっていれば良いので出歩く必要も無い。それに朝から晩まで浴衣を着ているので洋服を手洗いしなくても良い。

「あー!こんな素晴らしいリゾートがあったなんて!」と100円マッサージチェアに揉まれながら嬉しそうに言う女房。そうか・・今まで筆者ら夫婦のホテル選びは1)繁華街のど真ん中か歩いて2~3分の距離にある、2)古くてもよいから広めの部屋がある、という基本線を守ってきたが、こと日本に関しては温泉宿のみにしたほうが良さそうだ。

なお筆者の部屋は食堂へ向かう廊下に面しているのだが、ここを通る客はみな70歳以上のジジイとババアばかり・・。この人たちでさえも昼間は三段壁とか海鮮市場に出かけていると言うのに、昼の2時から部屋に布団に入って(女中さんに頼んで万年床にしてもらった)ぬくぬく寝ている女房とは一体どこまで怠惰な生き物なのだろう・・。なお当初4泊で予約したところを女房はさらに3泊延長を要求してきたが、筆者は問答無用で却下した。






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コメント

No title

2015/06/24(水) 23:24:20 | URL | star child #/9hBKkrU
ある意味での、ユトリなのでしょね

日本的には、折角来たのだから、出来るだけたくさん見物したい。でしょうが、結局旅行疲れで家に帰ればダウンでしょ

こういう日本旅館的な(布団でもベッドでも)宿泊施設は、家にいるように3食昼寝付きができるので、リラックスできるのかも知れませんね。

No title

2015/07/04(土) 12:37:30 | URL | hanep #-
最後の三泊延長は笑ったww

”そのくらい気に入った”ってことでしょう。そういう表現を、ウチもしますよ。まあ三泊延長ってのは妙に現実味がありますけど・・。



日本名物枕投げでもして楽しんでください。

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