アジア人の目から見る最高のビーチリゾート

2015/06/22 00:43:51 | 日記 | コメント:2件

女房がどうしても温泉宿に泊まりたい!と言い出したので、メジャーな温泉地のうち大阪から一番近い南紀白浜にやって来た。筆者も子供時分は親父に連れられてこの手の旅行を随分したが、本音を言うと昔から畳というのが苦手で、しかも料理付きなんて選んで糞不味い料理でも出されたらまな板に鯉の状態に追い込まれてしまうので、自分の旅行では今まで一度も旅館と言うのは泊まったことは無いのである。

しかし今回は女房のたっての希望だから朝夕食付きのセットで渋々4泊ほど滞在することにしたのだが、3時間ほどバスに乗って白浜に来てみると、意外なことに女房が「わー!こんなきれいなビーチがあるなんて凄いわ!」と騒ぎ出したのである。

きれいって白浜がか?そんなこと言ったら今までプーケットに何十回も泳ぎに行ったし、ボラカイやバリ島、それに津波前のピピ島なんて想像を絶するするくらい海が綺麗だったじゃないか!と言ったところ、女房は「アンタは全然間違っている」といきなり全否定しやがった。





話を聞いてみると、どうも女房の基準は元々自然として綺麗というのではなく、ゴミ一つ落ちてないとか、防波堤が整備されている、ビーチハウスがゴミゴミしていない、イカタコ洋服などモノ売りがあんまりいないと言った人工的、人間的なモノを言っている様なのだ。そして多くの日本人のご想像の通り、筆者はこれに真っ向から異議を唱えたのである。

随分前に仕事の合間に行ったマイアミビーチは確かに綺麗ではあったが、しかし同じ年に行ったピピ島の海底まで透き通って見える美しさ、そして島北部の手つかずの自然美とはもちろん比較にならない。もっと言うと、例え売春婦やオカマ、如何わしいマッサージを施す派手なオバちゃんがビーチに屯っていても、ビーチ事態の素材が美しさを保っていれば素晴らしいリゾートなのである。

だがその時筆者は3年前の変な体験をふと思い出してしまった。それは中国・青島(チンタオ)のお客に商品を売り込みに行った際に、香港人の代理店の社長ら一行がチンタオのヨットハーバーや波止場に海沿いのホテル群を案内してくれて「こんな素晴らしい場所があるなんてチンタオは素晴らしいだろう?」と何度も何度も力説していたのである。





しかし筆者の目にはチンタオというのはどう見ても熱海や伊東温泉に毛が生えたくらいのモノ悲しくて鄙びた観光地にしか見えない・・。でもこの代理店の連中はみんな貧乏では無く、毎年旧正月とイースター休みにはパンコール島やタオ島、ゴールドコーストに遊びに行っているのである。それがどうしてこんなどーでも良い風景を愛で讃えるのか・・?

だがこの時筆者は自分が一方向でしかモノを見ていないことに気が付いた。シンガポールの友人が新潟県のどうしようもない山奥(筆者なら1分たりとも居たくない場所)を何と美しい!と言ったように、人間は生まれ育った土地に無いモノを愛でる傾向が強いから、南紀白浜のどうみても冷帯系の寂しげな風景も女房の目にはバハマのように映っているのだ。

「まったく白浜に比べたらサムイ島なんて何でもないわ!」と1ミリたりとも理解できない台詞を吐き捨てる女房。なるほど・・最初から見えている画像が違う演算式で処理されていたのである。だからこのホテルにも中国人観光客が溢れているんだ・・と納得してしまった。それとも俺だけが変なのかな?いずれにせよこんな所一刻も早く去りたいんだけれど・・。






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コメント

No title

2015/06/22(月) 12:51:04 | URL | star child #/9hBKkrU
価値観の優先度の相違?最高のビーチリゾートホテルの静かなプールで過ごす人も居るわけだし。

ところで、旅館のお食事の方は如何でした

No title

2015/06/22(月) 14:47:17 | URL | ほにょ #-
期待の50%くらいの点数です。
やっぱり料亭や割烹のだす懐石とは
比較になりませんよ。

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