ドバイでフィリピン家政婦に死刑判決

ジェネラルサントス市出身のドバイで働くフィリピン人家政婦(写真下)に死刑判決が下されたというニュースを聞いた。この女性はジェニファー・ダルケスという28歳の出稼ぎ家政婦で、雇用主にレイプされそうになったため誤ってナイフで相手を刺し殺してしまったらしい。

事件が起こったのは昨年12月で、まだそれほど日が経っていないから一審判決だけだろうと思うが、レイプされそうになった女性の正当防衛は認めずに死刑判決を出すとはUAEという国は全くとんで来ない野蛮な国家だという印象を深めてしまった。

というのは筆者の親戚にも中近東への出稼ぎは結構多く、現在義弟のフランシスと従兄弟のジャネルがサウジアラビアのジェッダに、従兄妹のボーヤがドバイで働いているが、彼らが帰国するたびにアラブ人の出稼ぎ外国人に対する非道な行いについて何度も聞かされていたからである。

アラブ人の家庭に住み込みで働く家政婦が雇い主の父親や息子たちから集団で手込めにされるなんてのは序の口で、ちょっとした失敗でもすれば今度は奥方ら女たちから熱したアイロンを体中に押し当てるお仕置きなんて事件は頻繁にあるというのだ。





しかも家政婦が家を逃げ出して警察に駆け込んでも警察は雇用主を逮捕するどころか家政婦を元の家に送り戻してしまうため、義弟らが金を出し合ってフィリピンに戻る航空券を買い、皆でボディガードしながら出国まで見送ることも度々あったという。

筆者はアラブ人とは長く商売をしてきたし、実際彼らと接していればアメリカ人が言うような凶暴な野蛮人という印象は持たなくなっていったが、ここ最近はサウジにいたエド叔父さんや義弟たちの話を聞くうちに、こと女性への態度についてアラブ人は非人間的だと思うようになった。

イスラム教が持つ禁欲性と女性は男の所有物である!という発想は砂漠のテント生活なら成り立つが、都市化が進む現代では全くお門違いの哲学になっている。とくに民族主義と結合してイスラム思想がいくぶん世俗的になったエジプトやトルコ、イランに比べると湾岸首長国はその傾向が顕著で、今や博物館でしか見られないようなおどろおどろしい中世の世界がいまだにそこにある。

筆者は今まではどちらかというとイスラム贔屓の人間だったが、アラブで起こる東南アジア人への迫害のニュースを聞くたびに、彼らへの愛着が一枚また一枚と心の表皮から零れ落ちていく気がする。なのでこういうニュースをききつづけていたら、そのうち近所に住むイスラム教徒の一家に「出ていけー!」と怒鳴りつける様になったりして・・。






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中東とフィリピンのトンデモニュースは凄い多いですよね。

けっこう見てるとおもしろい

 

中東でのノンスキルワーカーは、奴隷待遇ですね。

 

なんでも、れ○ぷ、を実証するには、成人男子4人以上の目撃証言が必要だとか。被害者女性が、同胞の未婚女性でさえ。奴隷身分の外国人お手伝いさんは、勝ち目が無いでしょうね。

 

いつもは妥当なhanepさんの言ってることが今回はわからなかった。特に最後の、けっこう見てるとおもしろいというくだりは理解を超えていた。アウェイでの裁判は不利なことが多いが湾岸首長国の制度は中世そのままで特に女性に酷い判決があり気の毒なニュースが多い。

 

あ、ごめん

おもしろい=興味深い です interest
やべー日本語不自由になってきたなw

No title 

一昔前は、現地フィリピン大使館までアラブ側の味方でした。担当のビナイさん。頑張って欲しいですね。

ブラッドマネー制度は、UAEは無いと聞いています。

私的には、モスリム国には、看護師、技術者などのスキルワーカー以外、特にキリスト教信者のお手伝いさんは絶対に行くなと、話しています。

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