熱中症対策はまず帽子から

数日前、朝起きて居間に降りていくと小っちゃいガキがソファの上でスースー寝ているのを見つけた。何だコイツは?と義妹に聞くと、隣人ビーンが入院してしまったのでビーンの娘から孫を預けられただと言う。ビーンが倒れた?、ずいぶん元気なオバサンだと思ってたのに・・と言ったら、その元気なのが裏目に出たのよ・・と謎の様な事を言い出した。

なんでもビーンは前日にマカティで開催された社交ダンスの大会で踊っている最中に突然眩暈をお越して床に突っ伏してしまったと言うのだ。大会開催者の機転で即座に病院に運ばれたビーンは開頭手術を施され幸いなことに生命は取り留めたが、しばらく入院しなければならないらしい。

「この暑い最中に冷房の効いてない体育館で朝から晩まで練習していたからヒートストローク(この場合は熱中症による脳梗塞の意味)になったのよ」という義妹。確か先々週も近所で脳梗塞の患者が出ていたはず・・。何となく病の影が忍び寄ってきたような不吉な感じがしたが、まあこの時は他人事だと思っていた。

さて昨日朝一番にリサール州の山奥から2日ぶりに帰ってきた女房は部屋に戻るなりバッタリとベッドに突っ伏してしまった。年に一回の中学校のリユニオン(全学年合同同窓会)に参加していたのだが、炎天下の中で軽トラックの荷台に乗って走り回ったり、青空コンサートに参加してすっかり消耗してしまったと言うのである。

「60歳過ぎの卒業生は会場でバタバタ倒れはじめるし、ステージの上で踊ってた女の子たちも気持ちが悪いと言って横になっちゃうし、大変なリユニオンだったわ・・」と女房は笑っているが、こんな猛暑の時期に何千人も集まる会合をやるとは・・。いくら昔からのしきたりとは言え主催者ももうちょっと考慮した方がいいんじゃ・・くらいに思っていたのだ。





異変が起こったのは昨晩8時ころのことである。ベッドから起き上がろうとした女房は「めまいがする・・」と言ってヨロヨロとよろけてしまったのだ。幸いなことに階下に薬剤師と看護婦の免許を持つ従兄妹のミレットが居たので直ぐに様子を見てもらったところ、意識や目の動きが正常であり、それに血圧が正常なので単なる貧血だとの見立てであった。

シャワールームに運んで水をぶっかけ、一応血圧降下剤などを処方して様子を見たところ、幸いなことに夜半には何ともなくなりホッとしたのだが、翌日リユニオンで幹事を務めていた2歳上の同級生が脳梗塞らしき症状を発症したと聞いてゾッとしてしまった。下手すりゃ女房もそうなっていたかもしれないのである。

フィリピン気象庁はここ数日の気温の上がり方は異常であり、全国民に対して日中よほどの事が無い限り出歩かない様に呼びかけているが、現実にはこういった会合や習い事、それに誰にも仕事がある訳だから、出かけるな!と言われたってそれで家に閉じこもる訳にもいかない。

単に気をつけろというだけでなく、やはり最も効果的な熱中症対策をもっとアピールするべきであろう。ちなみにサウジアラビアの炎天下の中で建設作業をしていたエド叔父さんの経験では、熱中症対策に一番効果的だったのは頻繁な水分補給と帽子、それも中に濡れたタオルを入れて後方に垂らし直射日光から首を隠す方法だったそうだ。

「それ以来俺はどんな時も帽子をかぶる癖がついたんだよ」とエド叔父さんは笑っていた。確かに日本人は帽子をかぶる習慣はあまりないけれど、灼熱の東南アジアやインドで滞在されている方は、この際だから帽子愛好家になってみてはいかがだろうか?。それに鏡に映った自分の姿を覗いてみれば、案外似合っているかもしれないしね・・。






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ホントに暑い!
メラルコの電気代を横目に見ながら、エアコンのスイッチに手が伸びてしまいますね。

いやー、ホント暑い!

 

氷水(氷ミネラル)飲みまくってます。ミネラル5ガロンの消費が倍…

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