こんな住宅ローン払えるわけねえだろ・・

女房の従兄弟のアパートの買い値を決めるために不動産会社との契約書やローンの残金を持ってくるように従兄弟に頼んだ。どうもビジネスパートナーの持ち逃げで精神的に参ってしまったらしく、従兄弟と彼の女房に借金はいくら残っているのか?を聞いても要領を得ないからだ。

筆者も商売がら破産寸前の人間の頭がすっかり回らなくなってしまうのをさんざん見て来たので、別に従兄弟の態度に腹を立てたりしなかったが、アパートの市場価格やZonal Valueという固定資産税評価額、そして肝心の住宅ローンの支払い明細を見ている内に驚く事に気が付いた。

従兄弟は毎月38000ペソのローンを払っていたのだが、なんと33000ペソは金利に消えていて、元本に回されているのはたったの5000ペソだけだったのである。





こんな高金利を払うなんて・・。それで今までの支払額合計を見たところ、累計支払金額はアパートの購買額(ネット価格)を既に超えていたが、一方ローンの方は2/3以上残っているのだ。それで金利額を聞いて見たところ年間18%で契約したのだと言う。

正直ちょっと見では18%どころかサラ金並みの金利の様に見えるが、一体なんでこんな高金利で家を買ったのか?と聞いたところ、なんと銀行のローンが組めなかったので不動産会社独自のローンサービスを組んだと言うのだ。

お前・・自分で商売をやってるなら年利18%というのが如何にとんでもないレートか分かるだろうがあ!!と叫びたかったが、娘が生まれたばかりだったし夢を買いたかったのよ・・と従兄弟の女房は悲しそうな表情で言う。





結局こうなのだ・・。フィリピンは空前の不動産ブームとか言われているが、大して貯蓄も収入も無い若い夫婦が後先考えずに高額なローンを組むのである。そして当然の如くどこかで破綻して家を手放すことになるのだ。そういう物件があちこちで見かけることが出来る。

「ブラザー・・、値段をもう10%引くから頼むから買ってくれよ・・」と哀願する従兄弟。筆者はこんな狭苦しいアパートに興味はないが、先に貸した50万ペソを回収するためには他に方法が無い。それにこの夫婦とは一生付き合っていくのだから、ここらへんで手を打った方が良いだろう。

けっきょくフィリピンで儲かるのは富めるものと不動産会社ばかりなのだ。おそらくフィリピン在住の日本人の周りにも一見豪華な生活をしている若夫婦がいるだろうが、ひとたびキャッシュの流れが途切れれば明日は我が身である。






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良かったら貸してくれませんか?と言いそうになった日記でした。(けっこう高級そうだから、無理かなぁ...)

 

見た目は立派ですがつくりはチャチですよ。
レンタルだと月2万2千ペソくらいしかならないそうです。

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