ガンが多発するクリニック(2)

2015/03/30 05:28:38 | オカルト系 | コメント:0件

名門アドベンティスト病院の医者はレントゲン写真を一瞥した後で、ドクター○○○が指摘した肺の影と言うのは皮膚上にできた大きなイボのことで、しかも診断結果には左肺に影と書いてあるがイボは右側にある、つまり研修中の医者でも絶対に犯さない初歩的な誤診をしただけでなく、なんと写真を裏返しに見たらしく左右を間違えていたのである。

まさか!と思ったが、その時筆者はドクター○○○の態度がここ2~3年随分と変わってきたことを思い出した。と言うのは筆者が香港に来たばかりの頃は健康診断を予約すると「この日とこの日しか空いてません!ダメなら来なくていいですけど!」と偉く高飛車な態度だったのに、最近は「今年の健康診断はいつ受けられますか?」という電話が向こうからかかって来るようになったのだ・・。

要するに客が減っていたのである。考えてみれば90年代には筆者の会社だけでも香港内に100人の日本人駐在員がいたが、物価上昇と中国国内の利便性の向上で業務を深センと広州の事務所に移管したために2010年には30人くらいしか残っていなかったのである。どの会社も似たようなものだったからドクター○○○の売り上げは激減していたに違いない。

ここで普通の医者ならば香港人の顧客を増やそう!と考えるはずだが、ドクター○○○は子供の風邪やオヤジ連中の脂肪肝のクスリを渡すことばっかりやって来たため、医者としての診断技能はおそらく香港でも最低レベルだっただろうし、はっきり言うと日本語が出来ることくらいしか能が無いので他に活路なぞ見つかる訳が無かったのだ。





そしてここから先は筆者の想像だが、おそらく自分が唯一出来る事は英語が出来ないアホ日本人をだまくらかして倍、いや3倍の診療をかすめ取る事しかないと気づいたのだろう。そこでまず最初に社会悪と見なされ始めた喫煙者に対して肺がんと脅すことにしたに違いない。駐在員の治療費は会社払いだから「がんの疑いあり。要再検査」を何回も繰り返しても金は気にせず検査に来るはずだとの腹積もりである。つまり不安産業への鞍替えだ・・。

そこで筆者は会社の同僚たちに「ドクター○○○に肺がんの恐れあり!と言われた人はいるか?」と訪ねて回ったところ、なんと6人も出てきた。やはり全員が再検査という名目で高額な費用を払わされていたのだが、筆者同様にドクター○○○の診断に疑いを抱いた人物がいて、この人は別の病院にレントゲン写真を持っていったところ、「ああ、これは乳首だね」と言われたそうである。

この話を聞いた筆者は自分の担当する職場ではドクター○○○を使わなくてよい!と決定したのだが、案の定日本から英語の診断書が読めない!molをmgに変換する公式が分からない・・などと「お前本当に保健担当の社員か?」と叫びたくなるような苦情が出始めたため、結局は筆者ら夫婦以外はドクター○○○を使い続けたのだ。やはり奴らの目論見通り英語の壁を越えられない連中ばかりだったのである。

さて筆者はその翌年に香港を離れたのでドクター○○○が今どうなっているのか分からないが、肺がんですっかり味を占めたので今年からは胃潰瘍にも拘らず胃がんの恐れあり!などと診断しているのではないだろうか。なお香港で日本語のできる医者と言えば香港在住の方なら既にお気づきだろうが、それでも分からない人がいた場合に備えてこの医者は女医であることを伝えておく。






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