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スーパースターへの遠く険しい道のり

パンパンガからの帰り道、筆者以外の全員がつい先日にファイナルを迎えたザ・ボイスという歌番組についてワイワイと話し込んでいた。これは元々ヨーロッパではじまった新人歌手の発掘番組で、4組に分かれた無名の歌手たちが練習を重ねながら6か月間のコンペティションを戦い抜き、最後の一人を選ぶという流れなのだが、このフィリピン版というのがあって大変注目を集めていたのである。

一昨年のシーズン1は筆者の知り合いが参加していて、彼女は惜しくもベスト4まで進んで敗退してしまったのだけれど、今回のシーズン2は参加者に知り合いが一人も居ないので番組自体見ていなかったのである。しかし筆者以外の親戚は毎週この番組を見ていたらしく、オレの見立てでは優勝者はダイじゃなくてアリサだよ!などと評論していたのだ。

みんなが余りに楽しそうに話しているので筆者も少しくらい会話に入り込もうと思い、「次のシーズンにはチェルシーを参加させたらどうか?」と発言したのだが、チェルシーの後見人である従兄弟のジェンから「いや、それは無理だよ」と一言のもとに否定されてしまった。

このチェルシーというのは従姉弟ジェンの女房ジュミの姪っ子で、現在パッシグのジェンの家に居候している18歳の娘なのだが、一昨年にマラテで開催された歌手コンテストで入賞し、6人組の歌手の一員としてCDデビューしているのである。もちろんヒットチャートのトップ10どころか50にも入らないマイナーグループだが、一応歌手としてメシを食っているのだからボイスに参加してステップアップしたらどうか?と思ったのだ。

「残念だけど今のチェルシーの実力じゃ最初の100人にも入れないよ」というジェン。ザ・ボイスにエントリー出来るのは既にホテルやクラブを満員にできるくらいの実力派ばかりで、CDを出してテレビにもたまに出ているとは言え、あちこちのイベントにお呼ばれされる程度の歌手じゃ箸にも棒にもかからんということらしい。





なるほどさすが音楽大国フィリピンである。まあ筆者は日本の音楽事情もロクに知らないので比較も何も出来るわけでは無いのだけれど、上はレア・サロンガやレイチェル・アン・ゴーからチェルシーみたいな下っ端歌手まで数万人(下手すると数十万人?)がひしめいているようだ。そんな不遇な無名歌手にとって何千万人ものフィリピン人が視聴するザ・ボイスに出演するという事は宝くじに当たる事より難しいのかもしれない。

しかしそう思った時に「あれっ?」と疑問が浮かんだ。昨年の王者であり、筆者の知人ジャニスを打ち破ったミトイってスーパースターになったんだっけ?。それで車中の全員にこの王者の近況を知ってるか?と聞いて見たところなんと誰も返事をしない・・。

ちなみにフィリピンのコンテスト番組というのはスーパースターを生み出す土壌となっていて、数年前のピノイ・ドリーム・アカデミーという番組は(筆者は香港で観ていた)イエン・コンスタンチーノという愛らしい女の子を一気にスターダムに乗せる原動力になっているし、現在フィリピン一の歌姫サラ・ヘロニモもStar for a Nightというコンテストの出身だ。

そしてザ・ボイスの注目度はドリーム・アカデミーより遙かに上なのだから昨年の王者ミトイや2位のクラリッサは今現在ビッグヒットを飛ばしていてもおかしくないはずなのに、ザ・ボイスが終了した後はとんとお顔を拝見しなくなってしまった。それに過去2回のファイナルスト(各4人、合計8人)ってビジュアル的にもかなり問題があるような・・。

「ミトイと言えどもフィリピンの音楽シーンで生き残るのは難しいのよ」と従姉妹フィリンは言うが、筆者の素直な目と耳で判定する限り、どうもザ・ボイスは見当はずれの人間を選んでいるのではないだろうか・・。だとすれば影が薄くて年金事務所か葬儀屋の受付の方が似合いそうなチェルシーでも審査員が勘違いしてベスト8くらい進めるかもしれない。なのでダメもとで応募申込みだけでもしてみたらどうだろうか?






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