いい加減なオンライン英会話スクール

2015/03/05 03:54:21 | 日記 | コメント:0件

筆者の会社員時代の同期で、同じ時期に会社を辞めてオンライン英会話の会社を経営していたM君が突然姿を消してしまった。共通の友人で娘をM君の英会話スクールに学ばせているF君の話によると今のところ会社の方は営業を続けているらしいが、ここ数日は予約が全然取れなくなっているらしい。

このM君は昔から自己顕示欲が人一倍強く、世界は自分のためにあると思い込んでいる身勝手な男だったので、筆者はこいつを毛嫌いしていたのだが、2年前に開催された同期会の際にたまたま同じ時期に退社することと、お互いフィリピンがらみの第二の人生を歩むという事を知ったM君は筆者に「一緒に組まないか?」と厚かましくも持ちかけてきたのだ。

しかし彼のビジネスモデルというのは一体何がセールスポイントなのか筆者にはさっぱり分からなかったし、しかも教師(フィリピン人)と受講者(日本人)が直結すればたちまち居場所を失うような曖昧な立ち位置である。そこにこれからの国際化の時代に日本人は英語は必要だ!という長ったらしくて高邁な理念を語るから中身のスカスカ感だけが際立って感じられる。





それで彼のお誘いを断ったところ、「いや~!英語が得意な人間が必要なんだけどな・・。考え直してくんない!」という台詞を聞いた時には驚いてしまった。エッ!お前英語出来ないの?と聞くと、何の恥じらいも無く「ほとんど判らないよ」と言う。それじゃあフィリピン人の教師が提供する商品(英語レクチャー)の質もお前は吟味できないじゃないか・・。

以前の日記にも書いたが企業の力とは①顧客との強固な関係、②商品力、③オペレーションの優位性、の3つの内どれかに行きつくが、M君の会社は②も③もダメということである。じゃあ大手企業や大学にしっかり食い込めているのか?と聞くと、これからチラシを作って勧誘するのだ・・という体たらくであった。

まあ自分で一から事業を立ち上げる人間の全員が全員とも明確なコンセプトを持っているわけでは無いし、例えドラッガーやミンツバーグからお墨付きをもらったビジネスモデルと言えども成功するとは限らないのだけれど、それにしてもM君の起業計画というのは行き当たりばったりである。こいつは昔から弁はたつものの中身の方はさっぱりだったが、20年たっても何も進歩しなかったみたいだ。





「でもな!フィリピン人の人件費なんて屁みたいなもんだし、いざとなったら客から金だけとってバっくれちまえばいいんだよ!」と酔いが回るにつれてM君の本音が出てきたが、その後の2年間にフィリピン人の給与アップと円安が進行し、しかも競合他社が彼の売り物の機能をいとも簡単に取り入れてしまったため、彼の目論見は何もかも完全に外れた様である。

それで被害に遭ったF君にこの話をしたところ、「いやいや!Mは全部外してはいないよ!」と言う。それは何のことか?と聞いて見たところ、Mが最後に言った「金だけとってバッくれる」という下りだけはその通りになったじゃないか!と言うのを聞いて思わず笑ってしまった。そうか!確かにそうだ。最初からそれだけは地に足がついた話だったのだ。

さてこれからスカイプを使った英会話を学ぼうとしている方は、くれぐれも1年分前払いなんてことはしない様に気を付けて貰いたい。はっきり言ってフィリピンからみで商売している日本人の大半はM君の様ないい加減な野郎ばかりです。






にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://dadesigna.blog.fc2.com/tb.php/520-9d7b38b1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)