絶対に痩せない女たち

女房の親戚たちは体の不調を訴えている人間が多く、彼らは逢う度にサメの栄養素を使ったスクエアリンというサプリや奇妙なビタミン剤の話をしている。つい先日も従姉妹の一人から日本人は長寿だと聞くが、何か特別な薬で飲んでいるのか?を聞かれたので、クスリを飲む前に食生活を改善しろよ・・と言ってやったところ、相手は黙り込んでしまった。

フィリピン人と食事をされた方ならよく御存じの通り、基本的に彼らの食事は①脂分たっぷりの調理法、②オカズに比べてご飯のボリュームが極端に多い、③野菜が足りない(と言うより無い)、④スプライトなどのソフトドリンクを水代わりにガブガブ飲む、と成人病まっしぐらの献立で、特に貧困層ほどこの傾向が強いのだ。

しかし従兄弟たちも食生活が問題の根源だということは気が付いているが、子供の頃から続いた食習慣は容易に変えられるハズも無く(ここでは裕福な家庭に生まれた人間だけがサラダを食べる)、かといってジムに行って汗を流す気はさらさら無いから会うたびに横幅は広がっていき、なんだかいつも暑そうに鼻の頭に汗を書いているのだ。

しかし化学物質の塊であるサプリを飲み続ければ肝臓が痛んでしまうし、かと言ってマニラで売ってる漢方薬を飲むのも何だか危なそうである。そこで無理だとは思ったが、イスラム教徒みたいに1か月間断食をしてみたらどうだろう?と話してみたら、嫌いなものを毎日食べ続けるよりも一定の期間だけ食べない方が楽なのか意外にも好反応だった。、





ここで説明した断食と言うのはイスラム教徒の様に日が照っている間は固形物を一切摂らないが、苦行では無くて健康が目的だから水と糖分なしの茶だけは24時間いつでも好きなだけ飲んで良いという変則ルールなのだ。そして日没後はいつもの食事に戻るが、必ずサラダを最初に食べるとか、ソフトドリンクは不可にするなど自分で確実に出来そうな条件を1つだけ加えるのである。

年に1月だけじゃ意味ないよ・・と思う人もいるだろうが、半日食事をしないと肝臓は入った食事を分解する能力を肝臓自身を浄化する方に振り分けるし、なにより一度血糖値をとことんまで落とすのは糖尿病の防止に役立つはずだ。それにこのまま何もせずに病気になるよりも1年の12分の1くらい犠牲にして健康でいられるなら帳尻は会う。

それアタシやってみようかな!と何だか乗り気な口調で言う従姉妹のメイ。じゃあ早速来月からトライしてみたら・・と言ったら、急に真剣な表情になって「う~ん・・でもフィリピンは6月まで猛暑だからおなかが減るとオフィスで倒れちゃうかも・・」と言い始めた。そんなら7月にやればいいだろ!と言ったら、傍にいたフィリンが「やっぱり一番日数が少ない月がいいわよね!」と言う。

キミたち・・それって2月ってことかな・・。と言うと、そうね!2月はあんまり暑くないし日数も一番少ないから第一回目のトライには向いているわよ!とメイもフィリンに同調する。だけどお前ら今日が何月何日か知ってるのか?2月27日だぞ・・。つまり来年になったら始めますってことじゃないか・・。

ブラザー良いアイデアをくれたわ!。アタシはフィリピン風のラマダンを試してみることにするわ!と言って笑うメイとフィリン。その瞬間来年の今ごろはコイツらは今以上にブクブクと横に膨らんでいるだろうな・・と思った。辛かったり面倒なことは全て後回し・・。これこぞがフィリピン人の肥満の原因である。だからお前ら太ってんだよーっ!。このデブーッ!。






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