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死に来た病院 in フィリピン

女房の親戚で無類の女好きのボウイ叔父が病気になってしまった。事の発端は今から2週間前の義父の70歳祝いの席で、つい先ほどまで陽気にウィスキーを飲んでいたボウイ叔父は突然具合が悪いと言いだし、そのまま義父の家で突っ伏してしまったのだ。

早速田舎町の病院に連れて行ったところ、精密検査をしていないので断言はできないが、慢性的な糖尿病からくる腎機能障害ではないか・・と診断され、急きょ叔父の住むパッシグ市の病院へと搬送したのだが、しかし問題はこの病院で起こった。

富裕層が通う名門病院とは違ってフィリピンのごくごく普通の病院は医療の質・サービスとも相当劣る事は知っていたが、なんとこの病院の医者はボウイ叔父を診察した後「飲酒による腎臓機能の低下で一時的なモノ」と結論付け、利尿作用を即す薬だけを2週間分与えただけだった。





ところが家に帰っても様態は良くなるどころか体中に浮腫みが広がっていったため、ボウイ叔父は娘フィリンに連れられて再度同じ病院に行ったところ、別の医者が「これは人工透析をしないと危ない!」と言いだした。最初の医者の誤診だったのである。

ビックリしたフィリンはさっそく透析を申し込んだところ、なんとこの病院は透析は2週間先まで予約で一杯だから今日は帰ってくれと言う。では2週間ほっといたら父はどうなるのか・・?と聞いたところ、そこに居た関係者は全員口を揃えて「それは危ないな」「生命の危険があるね」と無責任な口調で言ったのだそうだ。

フィリンから親戚中にボウイ叔父が危ない!という連絡が入り、全員で四方八方手を尽くしてケソンシティーにあるNKTIという腎臓専門の病院に病室を確保し、その日のうちに入院して人工透析が出来たのだが、NKTIの精密検査の結果、発症からだいぶ時間が経過してしまったためボウイ叔父の2つの腎臓とも完全に機能不全になってしまったのだそうだ。





筆者が生まれた近所にも「死に来た病院」と地域住民から仇名をつけられた超ヤブ医者がいるが、フィリピンのSt.Lukeなどの一流病院がどの程度のレベルなのかは別として、どうやらフィリピンの一般病院のいい加減さと危険度は死に来た病院を上回るようである。

筆者の場合フィリピン人の配偶者がいるので道義上自分だけが日本で治療を受けるわけにはいかないが、これからフィリピンに移住を考えておられる方でご夫婦とも日本国籍か、もしくはお一人の場合で厄介な持病をお持ちの方は、日本に住民票を残したままにして国保を使って定期的に日本で治療を受けることをお勧めする。

もちろん住民税や国保の料金を払うのはお金の面では結構な負担になるが、(こういう書き方は失礼だけれども)もしもボウイ叔父の様な目に遭いたくないのであれば半年に一度くらい帰国して日本で治療すべきであろう。さもないと余生を楽しく過ごすどころか余生そのものがアッという間に無くなってしまいかねない。






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素晴らしい記事ありがとうございます!
興味深い記事でした。

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