フィリピンの日本料理店が不味い

筆者は以前からフィリピン料理の不味さについてブーブー文句を垂れているが、この不味いと言うのは何もローカルフードに限ったことではなく、ほぼ全ての外国料理に当てはまると言ってよい。イタリア料理店にはいくつかマトモな店はあるが、中華料理やフランス料理、インド料理からトルコ料理に至るまでフィリピンでは全く期待しない方が良い。さもないと深い失望を味わうことになる。

「そんな事言ったってマカティの○○は美味いじゃないか!」と自分のお気に入りの名をあげて反論してくる人もいるだろうが、たった1店の事を言うのではなく上位30店位を抽出して香港やシンガポール、台北やバンコクと比較してみれば良い。そうすれば香港じゃどの駅前にもある普通のイタリア料理店と同じレベルの店を探すのに筆者がどれだけマニラ市内を駆けずり回ったことかお分かりになるだろう。

さて肝心要の日本料理店の方も実情はお寒い限りで、バンコクやホーチミンなど他の東南アジアの大都市に比べるとフィリピンの日本料理のレベルはかなり低いと言ってよい。2年前マニラに来た当初はガイドブックやブログを頼りにマカティのTやNなど「あの店は美味い」と言われる店を訪れたが、はっきり言ってどの店も美味いとは感じなかった。特にNなどは白身魚の〆が全然できておらず刺身は血の臭いが強くて食えたもんじゃなかった。

そうは言ったって香港とは値段が違うだろうが・・と自分を慰めたが、同じ所得レベルのバンコクや中国の地方都市と比べてみてもマニラの日本料理は随分と低レベルである。それにマラテやマカティにある在住日本人が良くたむろっていると評判の居酒屋などは「これは素人が作ったモノですか?」と聞きたくなる様な料理を平気で出してくるのに驚いてしまった。





筆者は営業マンとして出張先で顧客を接待する仕事をしてきたが、マニラの日本料理店のレベルは東南アジア圏では断トツに低く、ヨーロッパや中近東といい勝負なのではないだろうか?(日本料理好きな従姉妹ジュミの父親は住んでいるアリゾナ州フェニックス市の方が日本料理のレベルが高いと言っていた)。いったい同じアジア圏なのにどうして日本料理がマニラに来るとここまでダメになってしまうのか不思議である。

香港にいた板前さんは冷凍技術や材料の入手しやすさなどの影響があるのでは?と言っていたが、これはかなりレベルが高い次元の話で、フィリピンでは肉野菜炒めでさえも格段に不味いということはもはやオーナーや調理人のモラルの問題か、日本人以外の顧客は不味く作らないと食えないという民族的な味覚の違いによるものではないか・・と思えてきた。

女房や義妹は香港でさんざん美味い日本料理を食わせていたから、フィリピンに来てからの失望は筆者と同じくらい深く、一昨日もパサイの店で寿司を一食いしたあと顔にはありありと失望の表情が浮かんでくる。それでオーダーしたモノをキャンセルして隣のフィリピン料理店へと移動することにした。

「毎回失望するからフィリピンで日本料理を食べるのは止めましょう」と言い出す女房。母国の料理をそんな簡単に諦められる訳などないが、日本料理店に行く度に毎回不愉快な気分になるのも嫌だから、外食は最初から不味いと分かっているフィリピン料理に絞った方がまだしも幸福なのかもしれない。それにしても・・、こっちの店の方が期待よりも不味くなかった!と喜ぶなんて、世界でフィリピン位ではないだろうか・・。






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駐在してた時代は近隣アジア国に比べそれほど不味いと思わなかったのですが女房と結婚する機になった時のシンガポールから出張した時はあまりもの酷さに驚きました。日本食だけでなく華食イタ飯も同様。
結婚を決めた時に麻雀仇老板さんに約半年行ってもらい日本食の基本から女房、料理好き義母に教えてもらったらマニラの日本食屋はまずいと。シンガポールにしょっちゅ来てましたが。。。

お叱りうけますがマニラの料理人はまともな修行せず来る料理人が多いのではないでしょうか。駐在員の質も変わり料理人を育てるお客さんがいない事もあるのでしょう。

 

なぁに、我々にはジョリビーがあるじゃないか。
(すっとぼけ)

 

在住2年になります。
リトル東京かいわいの店は、
東京でランチ700-1000円クラスの店と同じくらいの水準の印象でおいしくいただいてます。

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