予約をしたがらないフィリピン人

行きつけのマッサージ屋に行ったところ馴染みのマッサージ師が二人とも休みだという。それで最近入店したという女に揉んでもらうことになったが、女房についた新人女は下手糞この上無いらしく、店の主人に悟られないよう広東語で「全然力が無いのよ」「センスが無いわ」とブツクサ文句を言いはじめた。

だったら店に行く前に電話をかけてお気に入りのマッサージ師を確保すればいいのだが、女房にいくら言っても聞き入れることは無い。なぜなら女房はレストランに限らず美容院やホテルなども余程混雑する時期を覗いては絶対に予約を入れることは無いからだ。

なにもコレは女房に限ったことではなく女房の親戚全員に共通している現象である。たとえばボラカイ島に行った時は流石に航空券だけは予約をしたもののホテルは現地に到着してから探すというポリシーを貫いているし、飛行機を使わない旅ならとりあえず出発してから行先をどこにするか話し合っている有様だ。

それでなぜ君たちは予約しないのか?と聞いて見たところ、女房や親戚一同に共通しているのは「縛られるのが嫌だ」というのがその理由である。当日雨が降るかもしれないし、予約した店に向かう途中で別の魅力的なレストランがあるかもしれない。要するに何事も流動的にしておきたいという事らしい。





筆者など「宿が無かったらどうするんだ!」と考えてしまうが、彼らにその話をしたら「お前は何を言うとるんだ・・」と言った表情をする。そして「どこかは空いてるもんだよ」「その時はその時だ」と場当たり的な事を言うだけだし、いざとなったら野宿すればいいじゃないか・・と聞いた時には思わず呆れてしまった。

確かにフィリピンは気候が温暖だから野宿で凍え死ぬことは無いし(ただし虫や大蛇に食われる可能性はあるが・・)、森に入ればココナッツやバナナがたわわに木になっているから飢えることも無い。それにいよいよ危なくなったら教会に駆け込めば一宿一飯くらい提供してくれるという落としどころがある。

ミスをした場合に陥るボトムラインが日本に比べると高い(?)ところにあるから刹那的な生き方が出来るのだろうが、純日本人で外国人で一番気が合うのはゲルマン系という筆者にとっては彼らのスタンスは「いいのかねぇ・・こんなんで」と思えてしまう。

確かに事前に綿密な計画を立ててしまうと選択肢が狭まってしまうし、何より意外性が無くなってしまうから享楽的で楽天的なフィリピン人には計画というのは元々相いれないものなのかもしれない。確かにハプニングを楽しめるというのは人生を謳歌するには重要な才能なのだろう。だけど・・フィリピンの会社に投資するのだけは止めた方が良さそうだ・・・。






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女房もフィリピン人ですが小生と反対に空便、ホテルだけでなくレストランも予約をとらないと機嫌斜めです。義母義兄も同じですな。。。

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