エアアジア陰謀論の迷宮に浸る男たち

2014/12/31 14:54:31 | 事件と陰謀論 | コメント:2件

スラバヤ空港を発ったまま消息を絶っていたエアアジアQZ8501便の残骸がカリマンタン島西部の海域で発見されたようである。そして同航空会社の制服を来た遺体の一部も発見されたというから乗員乗客162人の生存可能性はほぼ絶望と言ってよいだろう。エアアジアは筆者も昨年バンコク→ホーチミン間で搭乗したし、来年のタイ旅行でもプノンペンへ出国する際に乗る予定だったので今回の事故は身につまされる思いである。この場を借りて生命を落とした方々の冥福を祈りたいと思う。

さてフィリピンは現在ニューイヤーに向けて昼間っから酒をかっくらう殿方たちで溢れているが(今現在筆者もその最中である)、海外出稼ぎの経験がある男たちの格好の話題になっているのがエアアジア墜落事件なのである。今日も朝早くからたたき起こされ、現在筆者は女房の生まれ故郷であるリサール州のド田舎に来ているのだが、朝食を摂るために寄ったマクドナルドで従兄弟ラフィーが「エアアジアの背後に何がいると思うか?」と神妙な口ぶりで聞いてきた。

今年に入ってマレーシア関連の飛行機が落ちるのは3回目。誰がどう見たって偶然じゃないだろう。特に最初の2フライトは南シナ海とウクライナという軍事的政治的緊張が続いているエリアで発生しているのだから、背後には中国とロシアの頭を叩きたいアメリカか、政治緊張を創出して金儲けをしたい国際資本グループあたりがいると考えた方が自然じゃないか?と答えてやった。





これを聞いたのがサウジアラビアから一時帰国している義弟フランシスである。満面の笑みを浮かべて「いや!俺はアメリカが背後にいるとは思うが、1回目(南シナ界)と今回はイスラム過激派の犯行とでっち上げて、世界中のイスラム過激派との戦闘状態を作り上げるのが目的だと思うんだよ!」と言って、その後サウジアラビアで囁かれている裏話について滔々と話し始めた。

さて筆者と義弟の話を従兄弟ラフィーはウンウンと頷きながら聞いていたが、義弟の話が終わるやラフィーは自身の周辺で噂されている闇の勢力(具体的名称は不明)について堰を打ったように語り始めた。ちなみにこの組織はヨーロッパの旧王侯貴族とロスチャイルド、それとバチカンや謎の修道院(カトリックなのに何故かギリシアにある)など宗教色の匂う連中で構成されているが、こいつの話の欠点は数々の謀略を仕掛ける割には一体なにを目的にしているのか最後までさっぱり理解できなかったことである。

「いやあ!今夜は酒を飲みながらこの話でもりあがりそうだな!」と嬉しそうに笑う義弟。なんでも今夜参加する他の従兄弟たちもエアアジアの話でもちきりなんだそうだ・・。しかしこれを聞いてある諺を思い出した。独裁者や他国の占領で長い期間政治的に抑圧された歴史を持つ民族は陰謀論に走りやすい・・。フィリピン人がこれに当てはまるかどうかは筆者にはうかがい知れないが、こいつら全員の共通事項は強烈な女房を持っている事・・。先人たちが作り上げた諺はどうやら正しいようだと改めて思った。今夜は目的地無き陰謀論の迷宮へと飛び立つことになりそうである。






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コメント

2015/01/01(木) 14:28:58 | URL | hanep #-
あけましておめでとうございます!

Re: タイトルなし

2015/01/01(木) 21:47:13 | URL | 3カラット #-
Hanep様

いつもコメントいただきありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします

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