フィリピン流の旅に出よう!

日本で旅に出るとなると、海だとか山、それに懐石料理が供される温泉宿がいいとか、いやいや部屋は寝るだけだからビジネスホテルにして、余った予算で現地で評判の高い料理屋に出かける方が得策だよ!などと散々論議をしながら旅の大枠のアウトラインを設定し、そこから現地の飲食店や観光地の情報を調べて旅の行動計画をある程度イメージ化した後に宿と交通の手配をするのがごく一般的である。

しかしこれがフィリピン人となると事前に決まっているのはバギオとかバタンガスといった大まかな目的地と日程くらいで、宿泊先やアクティビティ、下手すると参加人数まで全て成り行き任せというのが一般的である。こう聞くと「そんなんで旅が成り立つんですか?」とお思いだろうが、フィリピンは国丸ごとこういう無計画な旅のスタイルが一般的なので、旅行者を受け入れる側も顧客に合わせて無計画でいるのである。

さて旅の準備と言えばまず最初に用意するのは車で、イノーバやタウンエースなどのライトバンか、ジープニーを運転手込みでチャーターし(シーズンによるが1日2~4000ペソ)、そこに個人の持ち物のほかに枕やマットレスなどの寝具、さらに豚肉や野菜、米、スパゲティなどの食料品に鍋釜やかんにフライパンや皿などの食器類を積み込むのである。





なんでこんな雑多なモノを持っていかなければならないのかと言うと、フィリピンのホテルは他のアジア諸国に比べて随分と割高で(信じられないだろうが日本と大して変わらないのだ)、大人数で旅をすると宿泊費だけで1日3万ペソ(8万円)なんて金額になってしまうため、ホテルではなく家を丸ごと一軒借り切ってそこで自炊をするというのがフィリピンの通常の旅行パターンだからである。

この家を借りるという行為は日本では馴染みが無いので最初は構えてしまったが、観光地にはHouse4rentとかRoom4rentという看板を掲げた家やメインロードで客引きをしているサンドイッチマンがやたらといるので、シーズンさえ間違えなければ宿の確保は確実に出来るのだ。なお4~5月の夏休みやクリスマスなどのピークシーズンは当日予約が困難なので(特にバギオが混雑するらしい)、この時期に宿がとりたければ2か月くらい前に視察に出かけた方が良いらしい。

さて一行の中で一番目端の利く親父やオバさんに家を視察させ、交渉の結果3ベッドルームで一泊2000から4000ペソくらいで手が打てればまずは上出来である。早速車に積み込んだ荷物を皆で手分けして家に運び込み、家長たちの鳩首会議で部屋割りを決めた後は一切合財の指揮権を女性陣に引き渡す。そしてこの後一行で繰り広げられる作業こそが正にフィリピン流の旅の醍醐味となるのである(続く)。






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続き期待!

はじめまして 

ボラカイのレストランの記事を探していて、参考にさせていただいています。
現在ボラカイを旅行中なのですが、筆者様が書かれていた小魚が気になりタリパパ市場で探したところ、フラットフィッシュという名前だそうです。(単純すぎる名前なので正式名ではなさそうですが、何度聞いてもそれしか言われませんでした)
フライパンで炒って食べてみたいと思います。
筆者様もご旅行楽しんでください。

Re: はじめまして 

ありがとおおおおおおおお!!!!!!! ございますううううううう!!!!!!!!!!!!!!

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