霊感シリーズ「法隆寺」編

2014/11/12 22:42:52 | 旅行 | コメント:3件

京都到着の翌日、清水寺や金閣寺には目もくれず筆者と女房は奈良に向かうことにした。京都はたった3泊しか出来ないのだが、やはりここは日本の古代史に燦然と輝く二大巨頭「法隆寺」と「東大寺」だけは見ておかなければ!と思ったからである。

ちなみに女房は寺社仏閣というのには丸で興味が無く、バンコクのワット・プラケオを見にいった際も、あまりの暑さに入場前に怒り出してしまい、けっきょく入り口のチケット売り場に並んだだけでサッサと帰ってしまったくらいの史跡オンチなのだ。

ブツブツ言う女房をなだめて法隆寺の敷地内に入ると、五重塔から金堂、そして精霊殿に差し掛かった辺りで突然女房に異変が起こった。なんか気持ち悪い…、この敷地内には変な物がいっぱい住み憑いている…と言ってしゃがみこんでしまったのである。

実は女房は自称霊感の持ち主で(フィリピンでは「サード・アイがある」と言う)、今まで結構不思議な場所にいってもちょっと顔を顰めるくらいだったのだが、突然しゃがみこんでしまうというのは今回が初めてだ。そしてその瞬間に「さすが俺の女房だ!」と筆者は思わず感服してしまったのである。





皆さん良く存知の通り、法隆寺を創建したと言われる聖徳太子は実際は存在していない架空の人物であり、また日本の天皇家が万世一系だというのもウソッパチで、ちょっと複雑な南北朝以前に、日本の天皇家は三回(北九州にあった王朝を入れると四回)血統が入れ替わっていると言うか、全然別の人物が王朝を開いていたのである。

いわゆる「神」の一文字が入る3人の天皇のうち存在が確認できる2名、つまり崇神天皇から仲哀天皇まではスサノオ(別名ナガスネヒコ、葛城氏?)が日本の支配者で、続く応神天皇から武烈天皇までは物部氏(別名ニギハヤヒ、猿田彦)が王権を奪い、そして継体天皇から大化の改新までは蘇我氏が日本の統治者だったのである。

じゃあ一体今の天皇家(いわゆる天智天皇系)は誰なのかというと、これは7世紀中盤に滅亡した朝鮮半島南西部にある百済から亡命して来た連中で、彼らは外国人のため日本の統治者として正当性が無いから「古事記」と「日本書紀」という改竄だらけの歴史書を作って後世の目を欺いたのである。

そして法隆寺は世界の平和を願って作られたのだ!とアホな教育者は綺麗事の説明をするが、実際は全く逆の話で、ここは大化の改新により滅亡させられた蘇我一族の怨霊を封じ込めた「霊の監獄」なのである。なお筆者の説明を信用されない方は立命館大学の梅原猛教授の「隠された十字架」という名著を読んでいただきたい。





さて精霊殿で体調をおかしくした女房は次の百済観音(これは蘇我が滅ぼした物部守屋に似せた像だとも言われている)でウゲッ!と悪阻のような症状を示し、秘宝中の秘宝で姿を表すと祟るからと長らく布にくるまれていた救世観音(これは蘇我馬子もしくは入鹿でないかとの説あり)の辺りでは顔色が真っ青になってしまった。

「ねえココって本当に寺なの?。アタシにはお墓に感じるんだけど」と小声で呟く女房。もはや満点の答えである。修学旅行のガキどもを引率してるアホ歴史教師よりフィリピン人の方が正確な答えを知ってるという事実に思わず納得してしまった。よ〜し!今日はお前が好きな懐石料理を予約してやるぞ!。

その後は東大寺を回って大仏を拝観し、鹿に鹿せんべいを与えて記念写真を撮るなどオーソドックスなスケジュールを終えて京都に戻ることにした。なお女房は東大寺ではすっかり元気を取り戻したので、さすが奈良の都にはびこる邪気と祟りと怨霊を祓い除ける大仏パワーは今でも健在のようである。ただしここの清め水は水銀含量が多いので触らない様に。

さて電車の中で女房に法隆寺と東大寺のどっちが良かったか?と聞くと、そんなのもちろん大仏に決まってるわよ!と当たり前の様な顔で言う。とにかく法隆寺はいや〜な空気が漂っていて薄気味悪いので二度と近寄りたくもないわ!と霊感のある人間らしく歴史的に正しい反応をしている。この瞬間に次回日本に来る時は熊野大社と出雲大社、そして太宰府天満宮にいくことを決めた。おっと!その前に四天王寺があったわい!。






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コメント

2014/11/13(木) 13:49:42 | URL | でぶ熊 #3hri4u1c
天皇家については歴史的には仰せの通りですがいち国民として何も感じませんが女房を初めて連れて行った時に京都と違う、早く戻ろうと言いました。
自分は科学的に分からない霊感は信用せず又女房は霊感とは無縁ですが出張に無理やり附いて来て行ったエルサレムではあちこち案内させられました。

前記事のシャンプーですが年に数回潜りに行くタイのホテルのトイレッタリーの中で好きな香りがあると欲しがり納入業者を調べさせられ業務用を買い帰ります。女房はタイ語は駄目で英語以上?にタイ語が出来る小生の仕事です 苦笑
旧東欧の仕事で仏人と通っていた時、彼は秘書向けに香水を手土産に渡してましたがちゃんと好みを分かっていました。
香りは分かると自負してましたが彼にはかないません。生まれ育った環境、文化の違いなのでしょう。
愚妻トイレッタリーは日本ブランド好きで年に数度帰京する時に持ち帰りますが香水は隣国シンガポールの好みに合わせ作ってくれる店がお気に入り、買って来ると私が嫌わないかとうるさいですが好みが植物系なので揉めません。。

2014/11/13(木) 18:11:11 | URL | ST生 #-
主様の興味の広さには感服しますが、気になった点。
「梅原説」には異論も多く、諸説の中のひとつにすぎないことは指摘しておきたいと思います。

Re: タイトルなし

2014/11/13(木) 19:09:22 | URL | 3カラット #-
おっ!ちゃんと歴史の話が出来る方が現れたようですね。
嬉しい限りです。

仰る通り梅原説については東大を中心とする守旧派とマルクス主義派から否定されています。
そもそもが証拠や文献が出てこないと何も認めない石頭どもですから、今後も永遠に平行線のままでしょう。

なお正確に言いますと梅原猛は隠された十字架の執筆時では筆者と違って聖徳太子の存在を信じており、
法隆寺は聖徳太子の子供である山背大兄王子の怨霊を封じ込めたという説をとっていますが、前述のとおり
筆者は藤原氏による蘇我王朝の証拠つぶし→蘇我氏の功罪を功「聖徳太子」、罪「蘇我入鹿」に分解し、
両者をお互いに表わせたように改ざんする→「蘇我氏を悪役にする」という歴史修正を行ったという見解です。

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