借金踏み倒された・・(2)家政婦を処罰

カウンターパートの女が逃げたという話を聞いた時に筆者の脳裏をよぎったのは、家政婦ラセルも一枚噛んでいるのではないかと言うことである。金主の旦那は日本人だから、45万ペソくらい踏み倒したって何もしてこないわ…、だからこの金は二人で山分けしましょうよ…という話し合いを元に、自分も被害者だ!と演技をしているのではないかと思ったのだ。

月3000ペソ(7500円)の家政婦にとって半額とは言え22万ペソは大金である。なので普通なら一発勝負に出る可能性はあるが、しかしラセルの場合は数か月前に家族を同じ故郷アブラ州から同じサブディビジョン内の狭苦しい貸家に呼んだばかりであり、もう一つ現時点で事を起こせないタイムライン上の重要なイベントがあるのだ。

筆者の義弟、つまり女房の妹の夫はサウジアラビアの建設会社でマネージャーを勤めているのだが、ラセルの息子ボウイは義弟の取り計らいでサウジに行く手続きを進めている最中だったのだ。それも単なる建設労働者ではなく義弟の助手として工事現場の進行状況を管理するホワイトカラー職としてである。





高卒のボウイにとってこの職は破格の条件であり、今後息子ボウイが稼ぐ金額と22万ペソを天秤にかければどっちが得策なのかラセルにもわかるはずである。なのでこのタイミングで借金踏み倒しに加担したとは考えにくいのだが、案外カウンターパートが予想外に早く出し抜いたという可能性だってある。それにそこまで考えられないから家政婦なんて仕事をやってるのかもしれない…。

結局ラセルが女房と義妹を裏切ったのかどうかは分からないが、何れにせよこのままボウイのビザを進めたらお人好し馬鹿になってしまうし、他の借り手に対しても示しがつかない。よって義妹は夫フランシスに連絡を取り、ボウイの雇用契約書を即日破棄し、サウジアラビアのイミグレーションに一切の手続きをキャンセルする事になった。

一時期は数万ペソの収入を得たことで家族を呼び寄せ、息子も近所にある専門学校に通わせて束の間の幸福を得ていたラセル。しかしたちの悪いカウンターパートのおかげで女房の逆鱗に触れ息子の一世一代のチャンス失ってしまった。さてラセルは45万ペソをどうやって返済するつもりなんだろう?。






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