一方通行に潜む姑息なワニたち

他の方がマニラの姑息な交通取り締まりについてブログを書かれていたが、実は筆者自身もつい先日同じ手口に引っかかったので今日の日記にしたいと思う。月曜日にイントラムロスにあるイミグレ本部でIDカードをピックアップした後、日本に手紙を出したいのでイミグレから郵便局に行くよう従兄弟ラフィーに頼んだのだが、全てはここから始まった。

歩いても10分くらいの距離だが、小雨がパラパラと降り出していたために車で行くことにしたのだ。助手席にいた筆者は携帯のナビゲーターシステムを見ながら「ここは直進」「はいここで右折」とラフィーに指示をしていたのだが、パドリー・ブルゴス・アヴェニューを右折した時に目の前で検問をやっているのを見つけた。

最初は事件の捜査をしているのかな?と思ったのだが、青い制服を来た交通局員が近づくなり開口一番「ここは一方通行だ!」と嬉しそうな表情で言う。はぁ?ここが一方通行だと?だけどナビゲーターではこの道を進めと出て来たぞ!、だいたい標識も見当たらないじゃ無いか!と反論したが、交通局員は被りを振って「免許証を出せ!」と言い出した。





ラフィーが警官にあれこれ反論したが、「ONE WAYの標識はあそこにちゃんと有るんだ!」と来た道の遠方を指差し、「標識を見なかったのはお前の責任だ!」と言いつづけるだけで手を出して免許証を要求する交通局員。だけど一方通行のサインなんか見えなかったぞ!と何度も抗議しても「見えなかったのはお前の責任だ!」の一点張りである。

見ると前方10メートル先でも2台の車が青い制服に取り囲まれていて、しかもその内一台は乗客3人が何故か車から降ろされた上に、あろうことか交通局員が乗り込んで何処かへ走って行ってしまった。小雨の中を路上に放り出された乗客3人…。これは一体どういうことなのだろう。

どうもこれじゃ賄賂も効かないぞ…と判断した筆者ら一行は大人しく罰を受けることにした。罰金500ペソに免許証一時取り上げである。可哀想にラフィーは金曜日にマニラ市役所の交通局まで免許証の受け取りに行かなければならなくなったのだ。





全てが終わった後で前方で路上に放り出された3人組の女性を車に乗せてあげることにした。なんでもONE WAYの標識は見えにくい角度に曲げられていて、この辺を初めて運転した人間なら絶対に引っかかるように交通局は罠をしかけてあるというのである。

結局マカティで降ろすまで交通局とマニラ市長エストラダを口汚く罵り続けた3人組だが、一人の女性が「あいつらは物陰に隠れて人を襲うクロコダイルとおんなじよ!」と言ったのには思わず笑ってしまった。というのは全員が全く同じイメージを持っていたからだ。

さてもしもマニラ市内の見知らぬエリアにこれから運転しに行く方がいたら、くれぐれも渋滞してない近道などに入り込まないように十分ご注意いただきたい。さもないと横から人食いワニが何匹も現れていきなりガブリと食いつかれることになりますよ。






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