ホラー映画「コンジュアリング」

あまり期待しないでこの映画を観にSMシネマへと足を運んだのだが、この映画意外や意外ホラー映画としては良質な作品だった。ストーリーは平凡な一家がロードアイランドの古いけど大きな家に引っ越してきたが、引っ越し早々毎日にように怪奇現象に悩まされ続け、ついに生命の危機までエスカレートしたため心霊学者に解決を依頼、心霊学者とその妻の霊能力者はこの家に移り住み一家と協力して悪霊の正体を暴いていく・・というものである。この映画は実話だそうだが、映画のプロットって今から30年近く前に映画化されたアミティ・ビルの「悪魔の住む家」と「エクソシスト」を混ぜたような内容で全然面白そうじゃないでしょ?
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それに血がドバーッとかCGを駆使した驚きの映像は無いし、何回かあるショックシーンも目新しさはゼロなのだ。出演している役者も無名だし美男美女は一人もいない。かなり低予算な映画だな・・と素人目にもわかるのだが、アマチュアが撮ったんじゃないかと思うほどヘタクソなカメラワーク、なんともイヤ~な感じのする粗くて重苦しい画面に、他のホラー映画と違って徹底的に抑えた音響効果がなんとも奇妙なリアリティを生み出していて、筆者は現場にいるような恐怖感をじわじわと感じることができた。この「コンジュアリング」という映画、食いもんでいうと地味だけどスープと麺がうまくマッチした「醤油ラーメン」のような作品である。
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映画を観終って家に帰ると義妹にフィリピンの幽霊屋敷について聞いてみた。なんでもバギオにある「白い家」というのが有名だそうで、「惨殺された一家の幽霊が深夜になると家の中を徘徊してる」「交通事故で死んだオーナーの孫が深夜になると庭で遊んでる」「日本軍の将校の霊が侵入者を刀で切りつける」など数パターンあるとのこと。バギオには白い家以外にも「ディプロマット・ホテル」やティーチャーズ・キャンプなど著名な心霊スポットがいくつもあるので、幽霊マニアは是非ともバギオに住むべきだ・・と義妹は力説していたが、これって俺に「早くどっか出て行け」と言ってんのかね・・。
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「バギオみたいに遠くじゃなくて近場で幽霊屋敷は無いのか?一家惨殺があった家とかさぁ?」と義妹に聞くと、「うーん・・有名な幽霊屋敷かぁ・・パッシグとアンティポロにあるって聞いたけど内容はちょっと分かんないのよね・・」と頼りない答えである。筆者がムスッとしていると「あー・・・でもねぇ・・一家惨殺ならそれこそあっちこっちにあるわよ・・まず最初に、アンタが来る直前に〇〇の横の一家が・・それからSMでお金下ろしでいるときに銃撃されたのは・・」と言ってここ数年間に起こった近所の殺人事件を一つ一つ話し始めた。この話は下手なホラー映画見てるよりも怖い・・さすが国ごとリアルホラーな殺人大国フィリピンである。おみそれしました。
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