爆弾テロリスト逮捕の裏側

2014/10/12 01:49:38 | ニュース | コメント:1件

無免許ヘルメット無し運転で拘束された3人が実はマニラ首都圏で爆弾テロを計画しているテロリストだったというニュースが流れていた。報道によればこの3人組のリーダーであるリカルド・アエヤス(41歳)はフィリピンのテログループRajah Sulaiman Movement(RSM)のメンバーで、2003年に発生したコタバトの空港爆破事件、そして2004年のスーパーフェリー爆破事件への関与が疑われていると言う。

警察の発表ではアエヤスら3人はパンガシナン州の秘密基地で爆弾製造の訓練を受けており、近々アメリカ大使館を含む大都市の主要目標に対して爆弾テロを実行する予定だったと言う。さらに過去数カ月に渡って学校爆破予告への関与も疑われているのだそうだ。なおアエヤスが属しているRSMはアブ・サヤフやアルカイダとも連携をとっており、警察は重大なテロを未然に防げたと鼻高々なようである。





しかしこのニュースをみた時に筆者は何もかも3人におっかぶせたデタラメな話だ…と思った。と言うのはここ数カ月に渡ってNBI(フィリピン版FBI)やフィリピン国家警察は「フィリピン国内にはイスラム国(ISIL)のメンバーはおらず、また過激派が重大なテロ事件を起こす兆候もない」と公言していたからである。それが一体何が変わって急にテロの脅威に怯えるようになってしまったのか?。

実は筆者は変わったのはテロリストの側は無くて取り締まる側、つまり警察が自分たちの存在意義を示さなければならない状態になり、急遽有りもしないテロ未遂事件をでっち上げなければならなくなったのでは?と見ているのだ。お前何馬鹿なことを…とお思いだろうが、過去数カ月間のニュースを丹念に追って行けばフィリピン警察が窮地に陥っているのが分かるのである。





国家警察のプリスマ長官の豪邸問題については先日日記に書いたのでココでは触れないが、実は尻に火がついているのはトップの長官よりもその部下、具体的には首都警察の幹部達なのである。この3ヶ月間に首都警察の5人の地域本部長(局長クラス)のうち4人、38人の警察署長のうち14人が犯罪撲滅への取り組みが手ぬるいという理由で解任されており、目下警察官たちはいつ自分が解雇されるのか?と震えているのだ。

この整風運動の陣頭指揮をとっているのが首都警察長官と前述のプリスマ国家警察長官で、ここ数ヶ月間に長官対幹部連中のバトルが続いていたのだ。それで警官達は「治安を維持するには警察は人員不足である」などとリストラされないように必死にアピールしてきたが、二人の長官の振り上げた斧を収めさせるには至らず、プリスマ長官の豪邸問題が沈静化した後は再び猛烈なリストラが始まるのでは?と目されているのである。





皆さんご存知の通り、自分たちの生存のために警察が事件を演出するのは良く有ることである。筆者の知り合いは70年安保の時に京都大学のセクトの幹部だったが、自分たちが壊滅状態になってメンバーがチリヂリになっているのに、何故か自分の組織を名乗るテロ事件が起きてセクト全員が狐につままれる思いをしたことがあるそうだ。警察にしてみれば過激派運動が沈静化すれば自分たちは存在意義を失うので、言うまでもなく警察自身がテロを実施したのである。

なので今回も、今は過激派を引退して単なる町のオッちゃんなった男をでっち上げの容疑で逮捕して、危険なテロリストがアナタのそばに潜んでいる」という印象を一般市民に植え付けると共に、プリスマのリストラの鉾先を収めさせようとしているのでは?と思っているのである。それに偶然逮捕された3人組も本当は警察の下請けの…と書きたいが、これ以上は陰謀論になるのでここら辺で止めておこう。






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コメント

2014/10/12(日) 08:22:15 | URL | hanep #-
全く同感です!この記事を読んで本当に確信しました。
危険はないと断言していましたよねー。

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