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警察長官の賄賂御殿

2014/10/07 00:04:36 | ニュース | コメント:0件

2012年よりフィリピン警察のトップを務めるアラン・プリスマ長官の豪華すぎる家の話が度々ニュースでとりあげられている。この家はルソン島中部ヌエバエシハ州にあって、敷地面積は何と4.7ヘクタール、ホワイトハウスの様な建物にオリンピックサイズのスイミングプールまで備わっている超豪邸だと言うのである。

この批判に対してプリスマ長官は自分の家はホワイトハウスの様な巨大な建築物ではなく(当たり前だ)、プールも15x7メートルとオリンピック競技が出来る様な代物では無いと反論したまでは良かったが、この後で長官は「これは邸宅(Mansion)では無く普通の家Ordinary house)である、と言った事が新たな火種を生んでしまった。

写真をみてもお分かりの様に、アヤラ財閥の大邸宅には及ばないものの新興ビジネスマンが週末用に買った別邸くらいの豪華さは十分ある物件である。専門家の評価では5000万ペソ(1.2億円)もの価値のある邸宅が、どうして給料150万ペソ(400万円)の公務員に保有できたのかも合理的な説明がつかない(長官本人はずいぶん昔に安値で買ったと苦しい言い訳をしている)。





「事件を揉み消すために警察署長なら10万ペソ、州警察トップなら100万ペソ単位の賄賂を払うのは誰でも知ってることだよ」と言うのはリサール州で下っ端警官をしている女房の従兄弟の弁。昔に比べれば随分減ったとは言え、警察官は巡査から警視正クラスまで金で転ぶ体質と言うのは変わってないらしい。まあ警察官は給料が安いから仕方無いとも言えるが…。

ちなみに従兄弟の説明によるとプリスマ長官は大所帯であるケソンシティの警察本部でずっと要職についてきたから、上役の目の届かない地方警察の幹部に比べると賄賂は貰いにくいはずだったと言う。それに今回テレビで報じられている豪邸についても、同僚の警察官たちは「なんだ、あれっぽっちの家しか住んで無かったのか…」と国民と逆ベクトルで驚いているのだそうだ。

「プリスマは可哀想にスケープゴートにされたんだよ。政治家はポークバレル事件を誤魔化すために矛先を官僚に向けたいのさ!。ほら!みてみろよ。あいつが誰だか分かるだろ。」とテレビ画面を指差す従兄弟。振り返ってテレビを見るとどこには女性の上院議員がプリスマ長官を詰問するシーンが映っていた。なるほど…警察官は犯罪者から貰った賄賂で自分名義の邸宅を建てるだけだが、こいつらは国民の税金をネコババして家族名義で外国に不動産を買うらしい。どうやらフィリピンで一番の悪党は上院議員のようだ。






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