ドラゴンフルーツ流行の不思議

2014/08/18 10:33:10 | 日記 | コメント:0件

女房の従姉妹メイの娘ニッキの誕生パーティーに参加するためタイタイ市にあるメイの家へとたどり着くと、玄関にDRAGON FRUITS 4 SALEと書かれたピンク色の看板が立てられてあった。ドラゴンフルーツ・・ひょっとして果肉まで紫がかった色で染まったフルーツのことか?香港じゃ贈り物用フルーツ詰め合わせに入っている割合知られた果物だが、そう言えばフィリピンじゃ見かけた事なかったな・・。

「このフルーツはね、今フィリピンでちょっとしたブームになっているのよ!」と鼻を膨らませるメイ。何でもフィリピンでは今まで洋服の染料としてしか見なしていなかったが、昨年からこれは美味しいフルーツだという評判が広がり始め、SMなどの大手デパートで取扱い始めたのだという。「SMじゃあ1個70ペソだけど、アタシはその半額で売ってるのよ!」と世間に対して貢献しているかの様な偉そうな口調で言うメイ。

だけどこんな住宅地に看板あげただけで客なんかつくのかい?と聞いたところ、とんでも無い!あたし先週100キロ仕入れたけど10日間で70キロも売れたから、今200キロをイロコス州の農園に追加発注したところなのよ!と胸を張る。へえ・・こんなフルーツがねえ・・と疑問を投げかけると、あんた何言ってんだ!これは香港や台湾人が美味しい美味しいと喜んで食べてる・・と筆者が香港に16年も住んでたのを忘れたかのように偉そうな口調でまくし立てた。

ドラゴンフルーツは甘みとか旨みというのがボヤけてて味覚自体が遠いところにいるので、筆者はあんまり好きでは無いのだ。それに香港の我が家に遊びに来ていたフィリピン人達にドラゴンフルーツを出しても美味そうに食ってる人など一人も居なかったし、中国人たちも見た目が派手だから贈り物に混ぜているだけで、ドラゴンフルーツを美味いと思っているわけでは無い。10万人ものフィリピン人が香港に出稼ぎに来ているのに、数十年にも渡ってフィリピンでドラゴンフルーツが全く知られてこなかったのは単純に不味いからであろう。

それが急に今頃になってフィリピンで流行り出したのは広告代理店とかテレビドラマで取り上げられたからに違いない。だから日本のナタデココみたいにドラゴンフルーツも一過性のブームで終わるのだろう。筆者がそう思っている一方で、来客にドラゴンフルーツがどれだけ食い物にうるさい中国人に愛されているか説明するメイ。そして数人が2キロ、3キロと買って行く。いい加減な流行に踊らされてアホやなぁ〜と筆者が慰みの目で見ているのも気づかずにフィリピン人たちはキャッキャと嬉しそうに紫色の奇妙な物体を眺めていたのだった。数時間後には自分が買い物に失敗したことに気がつくぞ。







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