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奈落の底へといざなう女

2014/08/08 00:08:02 | 人間万華鏡 | コメント:0件

先週末の夕方、「あんた!アイリンが遊びに来たわよ」と女房に叩き起こされた。アイリンって・・香港にいたアイリンか?と聞くと「そうだ」と答える。女房のクラスメイトで二児の母、真面目さが取り柄の古風な女。今から6年前に香港に家政婦として出稼ぎに来て、毎週末に筆者の家に遊びに来ていたのだが、ある出来事が立て続けに2回も起こってしまい不本意ながらフィリピンに帰国したのである。

6年前のある日アイリンが浮かない顔で我が家にいるので、一体どうしたのか?と同郷の女たちが聞くと、アイリンはもう耐えきれない!という感じで泣き出し始め、そしてポツリポツリと自分の身に起こった不幸な出来事を話し始めた(ちなみにタガログ語なので筆者は蚊帳の外だった)。雇い主に強姦でもされたのか?と全員が思ったが、なんと雇い主の香港人オヤジがアイリンの目の前でズボンを下ろすと自分でオ◯ニーし始めたというのである。

あまりの衝撃に身体が硬直してしまったアイリン。しかし雇い主はアイリンに襲いかかる事はなく、そのまま自分の手で◯◯◯をしごき続けたらしい。アイリンは雇い主の最後にイく瞬間まで見届けたかどうか不明だが、そのまま玄関に向かって走ると近所にあったイグレシア・二・クリストの香港支部教会に駆け込んだのだそうだ。

結局この香港オヤジはセクハラでアイリンと家政婦紹介エージェントに訴えられ、いくばくかの罰金を払わせられる羽目になったのだが、イグレシアス・二・クリストの熱心な信者であり、セックスは子孫を作るためだけのものと信じ切っている聖母マリアの様なアイリンの心理的ダメージは相当強く、もう香港は嫌だからフィリピンに帰りたい、でも住宅ローンは残っているし、子供の学費もコレコレかかってしまう、私は一体どうしたら良いの!と途方に暮れていたのだ。

しかし筆者はこの話を時に雇い主がそうなったのも無理はないな・・と思った。なぜかと言うとアイリンの頭の中身は前述の様に超堅物だし、特に美人でもスタイルが良いわけでもないが、実はアイリンは弄ったり舐めたりしたくなるイヤラシ〜イ雰囲気を全身から醸し出しているのだ。一度エレベーターの中で隣り合わせた時に彼女と目と目が合ったのだが、そのまま引き込まれるように顔を近づけてしまったことがある。なので雇い主のオヤジがアイリンの不思議なやらしいオーラに触発されて頭がおかしくなったのも頷けるのだ。


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それからしばらくしてアイリンは家政婦エージェントから別の雇い主を紹介されることになった。新興住宅地に住む小さな子供のいる若い夫婦で、アイリンの前に勤めていたフィリピン人家政婦からもすこぶる評判の良い雇い主であった。早速この一家に打ち解けて幸せそうに働くアイリン。それに香港のエリート公務員である若い夫の実直さと品行方正ぶりに大変満足していたのだが、しかし・・アイリンの幸せな日々はそう長くは続かなかった。

ある日の深夜、トイレに起きたアイリンはシャワールームの中で何やら物音がする事に気づいた。ペットの犬?それとも泥棒?。それでアイリンはコッソリとシャワールームに近づき、ドアを一気に開けてライトをつけると、そこで見たのはアイリンの使用済みパンティーを口元に近づけて匂いを嗅ぎながら、もう一本の手で自分の◯◯◯をしごいてオ◯ニーしている若い夫の姿であった。あまりの衝撃に今までの幸福感が一気に砕かれてしまったアイリン。慌てて家を飛び出すと又イグレシア・二・クリスト教会へ逃げ込み、アイリンは雇い主の前に二度と姿を表すことはなかった。

結局アイリンはそのままフィリピンに帰ることを決心した。自分は夢を持って香港に来たけれど、2回もあんなおぞましい体験をしてしまっては香港にはこれ以上居れない!と泣きながら皆に語っていたそうである。送別の場でも同郷の女性陣たちから本当に貴女はアンラッキーだった!と同情心を一身に浴びていたが、ただ一人筆者だけは「まあ・・そういう風になるよう生まれついたんだから仕方が無いんじゃないかな・・」と決して口には出せない事を頭に思い浮かべていた。

さてそれから6年が経過した先週末の事である。シンガポールにこれから出稼ぎに行く旦那の挨拶でマニラに行った帰り道に女房に会いに家に寄ったのだが、6年ぶりに会うアイリンはもうすっかりオバさんになっていた。再会を喜び合って昔話に話を咲かせ、ついでにアイリンの旦那とウィスキーを飲み飲み昨今の工業プラントの光ファイバーの活用状況などの話をしていたのだが、女房とアイリンの旦那が我が家の頭痛の種である電気系統をチェック(旦那は優秀なエンジニアである)するために2階へと上がり、リビングには筆者とアイリンと二人きりになった時にそれは起こった。

突然部屋の空気がモワーッと重くなると同時に、視界から部屋の内装部分が一気に飛んでしまい、何故だか知らないがアイリンのことしか見えなくなったのである。そしてアイリンの無垢そうな目と(42のオバンに無垢なんて言葉は似合わないが、その時は本当にそう見えたのだ!)目が合うや、奈落の底に落ちて行くかのようにウワーッと引き込まれていく。こ・これはマズい・・この女は今でも魔力を失ってなかったんだ・・。しかし幸運にもその時義妹がドスドスドスッと大きな音を立てて2階から降りて来てくれたので何とか正気に戻ることが出来た。

「今日は再会出来て嬉しかったわ!」と言ってすっかり酔っ払った夫を抱きかかえるアイリン。また遊びに来るから!と女房と別れの挨拶を済ませるとトボトボとサブディビジョンの出口へと二人揃って歩いて行った。その後女房が「アイリンは仕事を探したいって言うけど、あんな田舎じゃろくな給料貰えないってこぼしてたわ」とポツリと言った。仕事って・・アイリンには天職ともいうべき仕事があるじゃないか・・。密室系の商売についていれば相当の金額が稼げただろう。

例えばである。アイリンがマッサージ師にでもなったら、男たちは体力と財布の中身が尽きるまで身体中から液という液を出しまくって朽ち果てていくに違いない。しかしこの世に神というのはどうも本当にいるようで、アイリンにはイグレシアス・二・クリストという大変厳格な宗教をお与えになったことで、アイリンに人生を狂わされたのは今のところ香港人の2人と、おそらくアイリンの旦那だけで済んでいるのだ。筆者には信仰心は全く無いが、アイリンの魔力に巨大な蓋をしてくれたことには率直に神に感謝したい。


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