危険!犬肉を混ぜて売る肉屋

2014/07/21 00:36:23 | ニュース | コメント:0件

テレビを見ているととんでもなくグロテスクな映像が映り始めた。マニラの北部に位置するカローカン市の肉業者が豚肉に犬肉を混ぜて売っていたというニュースで、画面には丸焼きになった子犬や明らかに色が変な切り身の肉が必要以上長い時間テレビ画面に映っていた。そして檻に入れられた犬の画像・・。

国家食肉調査局(NMIS)のローランド・マルケス博士という男が画面に現れ、犬肉を食べた場合は狂犬病を始めとする深刻な健康被害をもたらす疫病に感染する可能性があるとして、一般市民に肉を買う時にはNMIS公認の店か肉の検査証を必ず確認するように呼びかけている。この手の悪質な精肉業者はカローカン市に限らず全国あちこちにいるようである。


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犬肉を食用に売っている・・。まるで一昔前の大阪のような話である。日本じゃ犬食いなどとっくに都市伝説になってしまったが、フィリピンではまだ現役だったのだ・・。筆者は一度だけ韓国ソウルで当時の恋人に騙されて犬鍋を食べた経験があるが、事情を後で知らされて大変後悔したことがある。

筆者は別に愛犬家ではないのだが、ちょうどその時期に中国・広州で犬食いが原因の狂犬病や謎の筋肉寄生虫、脳神経寄生虫に感染した中国人がバタバタと死んでいたのである。ソウルの料理人が腕が良かったのか材料の犬が良かったのか幸い筆者は無事だったが、はっきり言って犬肉ってのは美味くなかったし、見た目も血管や骨の感じがグロテスクである。筆者にとっては犬よりもまだヘビ肉の方がまだマシなくらいだ。


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さて一緒にテレビを見ていた女房、義妹、大学生の姪、家政婦ラセル、そして三連休で我が家に遊びに来た義弟の娘アビーの5人がこのニュースを見た後なにやら話し出したので、筆者も義妹の通訳で話題に入ることにした。

こんなロクでも無い肉を混ぜるとはとんでもない店だ!という口調で筆者は参戦したのだが、話が進むにつれなんだか会話がチグハグになってしまう。そしてどうやら5人のスタンスと言うか判断基準に微妙な違いがあることに気がついた。


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①ゲテモノを混ぜて売るなど許せない→筆者と大学生の姪
②安い食用肉を混ぜて値段を誤魔化すのはズルい→女房と義妹
③犬肉として堂々と表示するべき→家政婦ラセル
④両方美味しいから別にいいんじゃない→義弟の娘アビー

②と③は内容的にはほとんど同じだが、犬肉は普通の肉屋で売るべきものかどうか?の違いである。ラセルの故郷アブラ州ではお祝いの席で飼い犬を殺して皆で食べる習慣があるという。ラセルは「赤犬が美味しいのよね」と筆者が子供の頃に聞いた様な事を笑いながら言った。


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さて④のアビーである。お前しょっちゅう犬食ってんのか?と聞いてみたところ、リサール州の山奥の村では犬肉は豚肉、鳥肉に次ぐポピュラーな肉類で(牛肉や山羊肉より上というのが凄い・・)、ビーフシチューに似たカルデレータという料理が特に好きなのだ!と言った。

アビーの答えを聞いて思わず唖然とする筆者。なんだ・・この一族は・・?。俺はとんでもない未開の野蛮人を親戚に持ってしまったのでは・・と女房と結婚したことを後悔し始めた。しかしアビーは筆者の愕然とした表情に気がつくこともなく、犬の皮を酢漬けにしたキラウィンも美味しいのよね!とピーチクパーチク話し続ける。その時筆者にはアビーの顔が犬肉にたかる昆虫に見えた。


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