美女に囲まれ続ける幸福な男

昨日フィリピン人には他人の人相が違って見えるという日記を書いたが、筆者の同僚の日本人にもそういう人がいるのを思い出した。この人物は筆者の銀座勤務時代に机を並べた山口ひろしという3年上の先輩である。名門浦和高校からストレートで東京外語大の英語学科へ進み、筆者の会社では海外営業のエースとして主にアメリカ市場向けで活躍していたエリートであると共に、その鼻筋の通った甘いマスクと柔らかな物腰で女子社員たちをキャアキャア言わせていた我が社のドン・ファンであった。

さて筆者の香港赴任に伴い、筆者がこれまで担当していた台湾市場を引き継ぐために山口さんと顧客周りに出かけることになった。台北に一泊したのちに台南へとび、台南から台中を経て台北へと北上するスケジュールである。そして最初の日に台南の古くからの馴染み客である林祐岩という社長に挨拶に伺い、当然のごとく商談もそこそこに筆者の送別会となった。一次会は阿霞飯店という筆者の好きな海鮮料理店、そして二次会は林社長の行きつけのナイトクラブでネーチャン遊びへと駆け込んだ。


20140720013521f04.jpg


XOブランデーの乾杯!また乾杯!でしこたま酔っ払った筆者と同行してくれた代理店の楊人慶さん。いやいや・・台湾の旅は始まったばかりだというのに、初日からこれじゃ先が思いやられる。さて山口さんはどうしているのか?と思ってテーブルの奥の方を見ると、なんとホステスの女と影に隠れてイチャイチャしてるではないか・・。「ちくしょう!乾杯ゲームから逃げやがって・・」。しかし山口さんは先輩だし、初日からゲロ吐いて台湾のお客を嫌になられても困るから、林社長の乾杯攻撃は筆者だけで受け止めることにした。

2時間後、林社長の車でホテルまで送ってもらった。「いや〜今日は飲みすぎましたね〜。早く寝ましょう」と吐き気を堪えて言ったが、この山口さんを見てみるとなんだか妙にソワソワしている。どうしたんですか?と聞くと「オレ・・あの店に戻らなきゃ・・」とつぶやいた。はぁ・・?もう1時過ぎてますよ。それに明日は9時の電車で台中へ移動しなきゃ・・と早く寝る様に言ったのだが、山口さんの震えは激しさを増すばかりである。ちょっとっ!と腕をつかんだが、山口さんは「俺についたあの娘をお前は見たのか!桜井幸子そっくりだろ!戻るしか無いんだよっ!」と理解し難い事を叫んで、筆者の手を振りほどくとそのままスタスタとタクシーを拾ってしまった。


20140720000021ab6.jpg

当時「高校教師」というドラマが日本で流行っていて、桜井幸子はそのドラマの主人公の役を演じていたのだが、山口さんについたホステスは桜井幸子の様な清楚なご面相ではまるで無く、筆者の目には女漫才コンビハイヒールのモモコそのものに見えた。あのキンキン頭のズベ公が桜井幸子だって・・?と呆気に取られる筆者。それで同行の楊さんにアンタの目にはどう映ったのか?と聞くと、「あれは華西街(台北の下町)あたりのボッタクリバーのホステスの顔つきね・・」と言った。

さて翌朝4人(筆者・楊・山口・ハイヒールのモモコ)で気まずい朝食を食べた後で台中に移動、ここでも例のごとく食事もそこそこに二次会へと突入したが、山口さんのそばにはレベッカのNOKKOの様なフィリピン顔をした育ちの悪そうな女が付いてしまった。しかもこの女はワアワアガアガアやかましいときている。ところが山口さんはこのNOKKOが大変お気に召した様で二人だけで店の二階に上がってしまったのだが、その時店のママに中華航空が名古屋で墜落して多数の死者が出たよ!というニュースが入った。


20140720000025302.jpg

筆者らは中華航空で日本に帰る予定だったので、慌てて2階へと駆け上がり山口さんにニュースを知らせにいったのだが、そこで見たものは「ね〜・・今から僕とケーキ食べに行こうよ〜」と赤ん坊の様な声でNOKKOにねだっている男の姿だった。こんな真夜中にケーキって・・?。そしてその後大変恥ずかしい一幕が繰り広げられた後、山口さんはNOKKOをお持ち帰りとなり、翌朝NOKKOを含めた4人で再び気まずい朝食を食べることになったのだが、台北へと向かう電車の中で山口さんが言ったのは「あの娘は森高千里にそっくりだったな〜」という唖然とする一言だった。

その後台北ではちあきなおみに似たママを「スペイン人だ!スペイン美人だよ!」と礼賛したり、カンボジアの巨大な顔の石像にそっくりな香港支店の女を宮沢りえに似ている!などと山口さんの奇矯な発言が目立ち始めた。そしてある日、銀座のオフィスに山口さんと一緒にブラジルへ出張した工場の技術者が現れたのだが、この人物が皆の前で「実は俺も山口は変だと思ってたんだ。サンパウロのボワッチであいつが連れ出したのはアンドレ・ザ・ジャイアントみたいな顔をした白黒混血女で・・」というセリフが決定打になった。


20140720000110a6b.jpg


その後山口さんはイトーヨーカ堂に転職をしてしまい、本社で海外バイヤーとして活躍された後で北海道地区に転勤となり、随分若くして店長になられたという話を聞いた。でもあの人は本当は海外に出たかったのにな・・と彼の転職を不憫に思ったが、筆者同様に山口さんの痴態を数多く目撃したKというデブセンの先輩が「山口はどんなブスでも自分好みの画像に変えてしまうプリズムの様な脳の持ち主だから、パートのオバちゃんや買い物の奥さんがたに囲まれて毎日幸せに暮らしてるに違いないよ」と言った。

そうか!あの人にとってはメスであればなんでも良いのである。と言うことは相当昇進した今も偉そうに店長室や本部長席なんてところに座ってないで、ハチマキを締めて現場の第一線で漬物とか婦人様の靴を売っているに違いない。なので北海道の奥様達がもしもイトーヨーカ堂の店頭で随分と上品な紳士の売り子を見つけたら、それは山口ひろしという幹部で、身体中から液という液を出しまくりながら貴女を見つめていると思ってください。


20140720000239db7.jpg



にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

ああー笑ったー(^o^) 

目というのはただありのままを映してくれているのかもしれないけれど
脳はそれに都合のよい脚色を加えてしまうそうですから
彼の脳はかなり下半身と強く連動していたようで
常に欲望の渦巻いていたお方ですね
でなきゃ何かに表意されてますね(^▽^)

トラックバック

http://dadesigna.blog.fc2.com/tb.php/300-42867765