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これぞフィリピンの美徳なり!

2014/06/03 00:55:37 | フィリピン雑学帳 | コメント:1件

筆者の駄文を読んでいただいている方から、フィリピンの良いところや美点について日記を書いて欲しいとのリクエストを受けたのだが、正直困ってしまった。なぜなら筆者はフィリピンに来てから1年ちょっとしか経っていないため「フィリピンのこれがこうだ!」と言い切れるだけの十分な知識や経験がないし、更に言うなら当初予想したフィリピンライフと今の生活は全然違うものになっているからだ。正直言って美点なんてすぐには出てこない・・・。なので思いつくまま散文調で書くことをお許しいただきたい。

今までも日記に書いたが、フィリピンに移住してからというもの、予想外に高い物価、異常なほど不便な交通、これが食い物かと思うほど不味い料理、ニューヨークより悪い治安、そして最低最悪の公共サービス、毎月上がる物価、絶対に成功しそうにないビジネス環境、労働意欲のまるで無い従業員、などを目のあたりにし、筆者は「これはどうも目論見が外れたようだ!早く別の国に逃げよう!」と思って昨年秋から今春にかけてマレーシアとタイにそれぞれ一月ほど滞在してみたのだが、女房がもう外国に住むのは嫌だ!親戚達のそばにいたい!と言い張るので仕方なくフィリピンに戻ってきた経緯がある。

まあ筆者も女房が慣れない外国で一人ぼっちになるのは夫として偲びないし、タイのリタイアメントビザは50歳からだから一旦は女房の声に耳を貸して帰国に同意したのだ。それにまだフィリピンを十分見たとは言えないから、これから時間をかけていろんな土地を訪問してやろうと思った。特にバグットプットやパラワン島、パングラオのビーチリゾートに、呪術の島シキホール、ザンボアンガのイスラム地区、それとイロイロ市になんてのは是非とも訪問してみたい。そしてそこでも何も感じなかったらチェンマイに直行するだけだ思っている。



さて今回リクエストを受けたフィリピンの良い点に話を戻すと、巷でよく言われる自然の豊かさ、英語の普及度、フィリピン人のホスピタリティの高さ、南国特有の楽天的な性格、それと外国文化への適合力の高さ(これは今後別の機会に日記に書く予定)など、凡人である筆者も巷と同じように「これは大したものだ」と感じるが、もう一つ美徳というのを付け加えるならば、ありとあらゆるものを許容する懐の深さ(ある意味いい加減さ)がフィリピンの魅力のエッセンスになっていると思う。

いつも女のケツを追いかけてばかりいる叔父に借金を踏み倒し続ける叔母、それと精神分裂病のオジに盗人だらけの従兄弟の一家など、筆者の親戚にも困った人は結構いるが、彼らがみんなからが爪弾きにされるような事はない。それに年長者や娘が当人に面と向かって叱りはするが彼らの行動を無理やり矯正させるようなこともない。いい意味で(悪い意味かも?)個人主義というのが根付いているし、こういった「世の中色々あるけど共存して行こうや」という他人への寛容さはフィリピン人の美徳ではないかと思っている。

この懐の深さは外国人に対しても同じで、フィリピンにいたければどうぞご自由に!というビザ条件を国が設定しているため、自国に適合できないはみ出し者や韓国人がフィリピン中に居ついてしまう結果になった。しかし心優しいフィリピン人はこの手の困った連中にも居場所を作ってやり、目立った排斥運動も起こしていないのだから誠に見上げた博愛意識の持ち主だと尊敬してしまう。良くフィリピン人は阿保だとか野蛮だと叫んでいる方達は、自分がフィリピンの寛容さのお陰でフィリピンに居させて貰っている立場であることをわきまえなさい。

しかし・・この優しいフィリピン人たちも最初は優しい顔で外国人を家族として受け入れながらも、蛇が卵を飲み込むがごとく外国人の全てを収奪し、後は卵の殻をペッ!と吐き出すように夫を家から追い出す冷酷さを持ちあわせていることも知っておく必要がある。金の切れ目が縁の切れ目、涙顔でお前は新しい家族だと持ち上げられても、血族と外国人の婿とでは人間と犬くらい重要さが違うことを知っていないと後で痛い目に合う。そう・・このフィリピン人の二面性、有る意味での合理性というのも紛れもなくフィリピン人の 特徴なのだ。なので・・えーと・・んーと・・・。リクエストを頂いたHanepさん、やっぱりフィリピンの良い点ってあんまり無いんじゃないかなぁ・・。



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コメント

2014/06/16(月) 22:15:25 | URL | hanep #-
お応えいただきありがとうございました。ほぼ全く、同じ感想です。筆者様ならではの観点から、自分に足りない視点があるのではないかと思い、記事を請うてみたのですが、うーん。まるで、自分が書いたような内容でした。
フィリピンの悪いところばかりが目につくので、なにか一種の清涼剤のような記事を期待しておりましたが、甘えでしたね。私も全く同感です。私は周囲のフィリピン人は「矯正する」性格ですから、本当にストレスなのです。
(机に腰掛けるな!手で食事を食べるな!..当たり前ですよねぇ?この時代に生きる人間として、最低限の文化風習は、海外でも同じだと思っているんです)
普段日本語を使わない生活をしていると、”アレ?オレがおかしいのかな?”と、自分を客観視してくれる日本的常識が無くなってきて、それをこそ恐れてしまうのです。




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