復活祭の前日の出来事

2014/04/21 20:15:18 | フィリピン雑学帳 | コメント:0件

クリスマスの次に重要な復活祭(イースター)の真っ最中のフィリピン。キリストの逮捕から総督ピラトによる死刑判決、金曜日のゴルゴダの丘への連行と処刑、そして日曜日の復活。キリストの最後の一週間を「忠実に」再現するため全国民が金曜日には裸足で教会まで数十キロ歩くのが当たり前、中には手の甲に釘まで打ち付ける人もいるという。2000年前の殉教者の精神が遠く離れたここフィリピンで今に至るまで残っているということに今更ながら感動した。

さて土曜日に女房の母方一族が一族の出身地パンパンガ州に集まって朝から酒飲んでどんちゃん騒ぎをおっ始めた。はて・・キリストは明日日曜に復活するので今日土曜日は悪魔の誘惑を断つため終日家に籠って酒も肉も禁止のはず・・。ひょっとしてアナタたち1日計算間違って無いかと問い詰めると、一番年齢が上の叔父が平然と「最近はキリストが処刑された金曜の後はみんな酒飲んでも良いという解釈になったんだ!」と唖然とする答えが・・。

日本には普遍性のある宗教も思想も経営論も結局は生まれ無かった理由が良く分かった。基本のコンセプトはきっちり押さえるが、枝葉の部分は各自が勝手に拡大解釈できる余地を多分に残す・・これが何千年も生き残るコツで有るようである。枝葉末節に拘って本質から外れて行きがちな日本人はこの怠惰さを見習おう。


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