旅のお荷物だった女房の重大な変化

2014/04/18 12:34:50 | 旅行 | コメント:1件

今回ホーチミンには10日間滞在したが、この期間に訪問した観光名所は戦争博物館と統一宮殿(旧南ベトナム大統領府)の2箇所だけ。有名な地下トンネルやショロン地区には行くことも出来なかった。その原因は全て女房にある。

「ハニー(筆者の事)!暑くてもうこれ以上歩けないわ!」と道端にへたり込む女房。いつもコレである。ちなみにホーチミンはバンコクよりも暑く、暑さが平気な筆者でも2時間も歩くとかなり消耗するが、女房の場合はたった10分でカラータイマーが点灯し始めるのである。お前なあ・・白人の婆さんでも30分くらい平気で歩いてるってのに・・。

今回の旅の期間中は、チェンマイやハジャイでもイニットイニット(暑い暑い)と言って昼間はほとんど外出しなかった女房。昼飯を食うため渋々おもてに出る時は日焼けしたく無いと長袖シャツにジーンズに雨傘までさしてる異様な風体である。じゃあ夜なら活発になるのかと言うと、デパートや露店で品物を見定め(これがドエラク時間がかかる)店員との価格交渉に没頭するだけで、買い物にまるで興味の無い筆者に退屈で仕方が無い。旅への方向感がまるで合わないのだ。

女房にはもう一つ長い旅には耐えられないという弱点がある。会社をやめた今は時間的な制約が無いので2ヶ月でも半年でも旅に出られるようになったが、昨年の3週間のダバオ滞在、それぞれ1ヶ月のタイとマレーシアの旅の最中にも「いくら何でも長い」「もうプーケットは飽きたわ!」「早く家に帰りたい」と始終ご立腹の様を呈していたのだ。今回の1ヶ月半の旅でも1週間過ぎたあたりから物言いが出始めて、じばし衝突を繰り返していた。

ところがである・・。昨日ホーチミンの空港でマニラ行きの便を待っている時に女房の様子がおかしい事に気がついた。腹でも壊したのかと思って声を掛けると「ハニー!隣の15番ゲートはバンコク行きだって」と謎のような枕詞の後に「今からあの飛行機に乗ってバンコクに戻ろうよ」とウルウルした表情で言い出した。エエッ!意外な言葉に驚く筆者。なんでも1週間ほど前から帰りたくない、旅を続けたい・・と思うようになったのだという。お前なあ・・もう荷物も預けてイミグレも済ませたんだぞ。1時間前にそれを言ってくれれば良かったのに・・と文句が口から出かかったが無理して飲み込んだ。

これは女房の中に旅に対する姿勢がどうやら変わってきた兆しだと思えたからだ。なので下手に文句を言って女房の中に芽生えた「旅を住処とす」の萌芽を摘み取りたく無かったのである。相変わらず暑さには弱いだろうが、これなら毎年3ヶ月インドシナを回るとか、2年かけて世界一周とかにも出られるようなるかもしれない・・。よし!運が向いて来たぞ!とこみ上げてくる達成感を胸に、マニラへと戻るフィリピン航空機に乗り込んだ。


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コメント

2014/04/21(月) 02:53:45 | URL | hanep #-
おかえりなさい!

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