アナタの隣にいるサイコパス

2014/03/08 00:29:08 | 人間万華鏡 | コメント:0件

先日のブログで女房の親戚筋にサイコパス(精神病質者)がいるという話を書いたが、この事実を知るのに大変役に立ったのがロバート・D. ヘアの「診断名サイコパス」という本である。筆者はこれまでサイコパスと言うのは猟奇的な殺人者の事をそう呼ぶのだとばかり思っていたが、この本を読んで筆者が随分と思い違いしていたことが判った(それでこの2日間ほどサイコパスについて調べてみたのだ)。脳に異常があって人間としての感情が欠落している、目的のためには手段を選ばない残酷な人間だということは筆者の理解と同じだが、彼らは社会における自分の立ち位置を安全に保ちたいという本能が極めて高いため、殺人などの重罰を喰らう犯罪には手を出さない傾向が強いという(ただし罰せられない確証があれば躊躇せず殺人に手を染める)。
    北九州一家監禁殺害事件

たとえば神戸児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗はサイコパスの典型だと言われているが、彼の場合は快楽殺人(性衝動が原因)というカテゴリーで、要するにデブ専やホモと同じ様に虐待して血を見ないと興奮して射精できないニッチな性癖を持っていただけである。また大阪府池田市の小学校に入り込んで8人を殺した宅間守の場合は劣等感や周囲からの圧力にさらされ続けたことで形成されるソシオパスもしくは反社会性人格障害という後天的な性格異常であり、彼ら二人はいずれもサイコパスではない。サイコパスが殺人に踏み切るのはお小遣いが欲しかったとか優越感を感じたい、はては葬式を見てみたかったという様な呆れるほど単純な理由からであり、性嗜好の違いや怒りとは全く関係ない。
     谷口誠一ネオ麦茶

ただし実際に殺人にまで及ぶのはサイコパスのうち4%程度で、残り96%は彼らの天職とでも言うべき仕事=詐欺(マルチ商法や悪質リフォーム業者、ヒーリングサロンなどの代替医療に霊感商法など)に従事している様であるが、一部の高学歴なサイコパスは大手金融業や弁護士、経営コンサルタントなどのホワイトカラー層に入り込んでいる。(JPモルガンやゴールドマン・サックスはさぞかしサイコパスに向いている企業に違いない)。もっともどんな仕事をしていても周辺の人間に取り入って全てを収奪し破滅に追い込む事には変わりはない様だから、この連中は教育の力などでは矯正不可能な社会の捕食者、モンスターである事は間違いない。心理学者たちの統計ではサイコハスは25人に1人(4%)というとんでもない高い比率で生まれてくるというから(ただしアジアではその1/10、つまり250人に1人という説もある)、このブログを読んだアナタの周りにもサイコパスの1人や2人必ずいるはずである。
     goldmansachs.jpg

ではサイコパスを見抜くにはどうすれば良いのか?研究者たちのよれば彼らの生態をよく注視すれば素人でもある程度識別できるという。幼児期には①慢性的に嘘をつく②火遊びを好む③幼児期を過ぎても夜尿症が治らない、といった特徴的な言動があり、成人になってからは①饒舌で一見魅力的である②相手に取り入る能力が非常に高い、などリーダーらしき能力を発揮するが、一方では③説明がつかないほどの無責任な行動をとる④周りに異常なまでに尊大な態度を取る⑤反省能力がまったく欠如してる⑥性的な放縦さ、などの問題行動が目立つのだという。でもこんな人は程度の差はあれ多くの人に当てはまるし、どの項目も相手と長い時間かけて観察しないと識別できないようなモノばかりである。しかしその次に決定的な特徴があった。それは⑦異常なほどの文章力の低さ、である。サイコパスの脳の異常発生部位がちょうど言葉の整理を掌る部位と重なるため、その饒舌な口での説明力に比べると驚くほど稚拙な文章しか書けないらしい。
     shougakuseisakubunn.jpg

この⑦を見たときに筆者の頭に中に一人の人物が思い当たった。筆者の最後の上司である。この定年間際の初老の男は①から⑦の全てが当てはまるのだ。まあこの話を書くと気分が不快になるし、何よりも見っともないので今回はこの男のことは余り書かないが、この男が全く関係の無い職場から15年ぶりに筆者のいる香港支店に復帰した後、パラノイア的で矛盾だらけの自称革新プロジェクトを組織と顧客に押し付けたおかげで、20年かけて築き上げてきた事業がたった半年でメチャクチャな状態になってしまったのである。思い出すのはこの男が赴任してきて早々に、筆者にパワーポイントに書き落とすよう持ってきた手書きの文章である。それはまるで小学生の作文のような稚拙な言葉の羅列だけだった。その文章を読んだ時に感じた妙な違和感(その時は居酒屋で小学生の娘に書かせたんじゃないか?と同僚たちと笑い話になっただけだった)。もっと早くこの男が壊れた人間だと気が付けば良かったが、筆者が事業から去り、残った人間も壊れた人間が出す壊れた指示に従うようになってしまった今となっては全ては後の祭りである。
     asahara.jpg

さてアナタの周りにサイコパスらしき奴がいるかどうか確認したい方、また知人の知人の紹介で現れた不動産屋や投資コンサルタントがサイコパスかどうか判断したい方は、この⑦にある相手の文章作成能力をチェックしてみる事をお勧めする。今まで話していたことを記録にして残したいので今すぐ目の前で覚書にしてくれと言って相手の文章作成能力をチェックすれば良いのだ(単語の羅列ではなく一文が長いセンテンスで構成された文書に必ずすること)。ちなみに筆者は世界中のあらゆる人種と商売してきたが、その場で覚書(メモランダム)を書くのはお互いの理解の違いを生み出さないためにもごく当たり前の行為である。そしてもし相手がいつも巧くはぐらかして文章作成を断る様だったら、そいつをサイコパスと見なした方が良い。その後は今までの話を全て反故にして(相手は昆虫なので情に流される必要はまるで有りません)、後は知らぬ存ぜぬでドアをぴしゃりと閉じましょう。(もちろんサイコパスでは無い詐欺師も一杯いるのでコレは万能薬ではないけど・・)。

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://dadesigna.blog.fc2.com/tb.php/167-7fe4f1bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)