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怪しい家政婦カルテル

2018/08/20 13:40:18 | フィリピン雑学帳 | コメント:0件

筆者の住むアパートで最近洗濯機泥棒が頻発している!と日記にしたところ「そりゃガードマンが関与してるんだよ」というコメントが寄せられた。普通あんな大きいものを他所へ運び出すのは敬遠しがちだが、なるほど最初からガードマンの協力を得ていれば泥棒が何時いかなる方法でも盗み出すのは可能である。

で、その話を女房にしたところ「それは十分すぎるくらい有り得る話だわ」的な反応を示したのだが、さて週末にクラブハウスで開催されたバザーに参加した女房が住民奥様たちの素人推理ヒソヒソ話に耳を傾けたところ「どうもあいつらが怪しい!」とい疑われている一団がいることを突き止めたのだ。

パートタイムを一手に引き受ける家政婦グループである。家政婦には「住み込み型」と1日3時間だけと言った「通い型」の2つのタイプがいて、子供が多い母親や独り住まいの男は「通い」を雇う傾向が高いから結構これって需要があるのだが、筆者の住むアパートではこの「通い型」はほんの数人の中年女たちが独占しているのである。





「住み込み型」で1つの雇い主にずっと奉仕しているだけだと月5千ペソ(1万円)にしかならないが、余った時間を「通い」に回せば1日当たり300ペソ(月1万ペソ=2万円)と割の良い稼ぎになるわけで、カルテル家政婦たちが大きなカゴをいくつも屋上に持ち込んでは洗濯に励んでいるところを見ると、どうも毎日最低でも3件(月3万ペソ=6万円)くらい副収入があるように見えるのだ。

だから田舎から出てきた若い住み込み家政婦たちは雇い主の了解を得て(大部分は目を盗んで)パートタイムをやりたいわけだが、しかしカルテル家政婦たちは一たび競争相手を見つけるや「おたくの家政婦が裏仕事をしてますよ」と告げ口したり「あの女は手癖が悪いんだ」となどと悪意ある情報を流して新規参入を阻んでいるのである。

とまあ元々評判が芳しくない上に筆者の住むアパートの8つブロックの各屋上すべてに足を踏み入れて平然と長時間を過ごせる(盗み出す洗濯機を物色出来る)のはカルテル家政婦だけだし、さらに彼女たちはビコール地方という評判のよろしくない地域出身というのがその噂の理由付けになっているようだ。





「でもアタシは彼女たちは違うと思うのよ」と言う女房。確かにこのカルテル家政婦たちはカネに執着するし、また筆者のブロックにいるオカッパ頭の女は見た目はかな~り貧相な上に臭いというどうしようもない欠陥人間なのだが、誰がどう考えても真っ先に疑われるのは彼女たちだから逆に盗みやはらないだろう!というのである。

確かに一理ある話である。それに洗濯機が今後も盗まれ続ければ続くほどカルテル家政婦たちへの疑惑は高まっていき、当然顧客が減っていけば自分たちが必死に守ってきた牙城が崩れてしまうし、それに洗濯機一台盗んで売り払うよりも新たな顧客を一人獲得した方がはるかに実入りが良さそうだからだ。

となると盗んだのはむしろカルテル家政婦の敵対勢力、つまり彼女たちに阻まれてパートタイムのアルバイトが出来ないうら若き住み込み乙女家政婦なのでは・・とがアマチュア探偵ぶりを発揮し始めたのだが、しかし筆者にしてみれば誰が犯人でも良いんだけど・・・。こんなチンケな世界でも人間って権謀術数を発揮するものなのだなあ・・となんか悲しくなってきました。






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