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怪しいフラタニティー

2018/08/15 12:06:37 | フィリピン雑学帳 | コメント:0件

女房の従妹メイから「フェイスブックに投稿した記事を拡散してくれないかしら!」というこっちじゃ良くある頼みごとを受けた。つい先週もリサール州のド田舎でお粥屋を始めたカティーとヘアスタイリストのジュミが自分のビジネスを宣伝したいからと依頼を受けたし、地元のミスコンに参加した娘に「いいね」を入れてくれ!なんて頼まれるのはフィリピンじゃ日常茶飯事なのだ。

ただ日本人と香港人だらけの筆者のフェイスブックがどこまで役立つのかは疑問だが、しかしここ最近は「とある事情から」疎遠にしているメイの頼みだから了解しようかな・・と思ったが、その拡散したい記事と言うのを見て「変なのを送ってきやがったな」と思った。TAU GAMMA PHIというフラタニティの集会告知だったからだ。

フラタニティと聞いてもほとんどの日本人は???だろうが、ジョン・ベルーシ主演のコメディ映画「アニマルハウス」を観た方なら「ああ、あの気取った連中のことだな」とお気づきになるだろう。フラタニティとはアメリカの大学に良くある学生組織で、ただし日本の大学のテニスサークルとか民主青年同盟なんかとは違って学業優秀で育ち良い人間だけに限定した学内ロータリークラブみたいなものである。

日本でも割合と取り上げられるのはブッシュ親子が属したイェール大学のスカル・アンド・ボーンズで、ウィキペディアにある通りここは毎年15人の学生しか受け入れない少数精鋭のエリート組織であり、先輩たちの寄付で建設されたハウスと呼ばれる寮で共同生活を営みながら哲学や社会改革なんかを議論して豊かな教養と人格を育んでいるそうだ。





なんとなく英オックスフォードやケンブリッジ大学のカレッジ(学寮)の派生版なような気がするが、イギリス同様に数年間一緒に時を過ごした同窓生と先輩後輩の関係は生涯ずっと続いていく訳で、長じてアメリカの閣僚や最高裁の判事にウォール街の辣腕経営者になった彼らは表には出て来ない独自の権力ネットワークを形成しているらしい。

それとフラタニティには入会の儀式とか自分たちの使命は神のうんたらこーたらという秘密めいたオカルト趣味が付きまとうから、あるいは大学版フリーメイソンと捉えた方が分かりやすいかもしれないが、しかしここで筆者が疑問に思ったのはなんでメイみたいな馬の骨がTAU GAMMA PHIなるフラタニティ(女性版はソロリティとも呼ばれる)に入会できたのか?と言う事であった。

上の方に「ある理由から最近メイとは疎遠にしている」と書いたが、実はこの女は一応それなりの大学は出ていてコールセンターの中間管理職にはいるけれど、父親の違う二人の子度を産んだ尻軽シングルマザーであり(過去何度も男に狂って出奔している)、5年前からシャブに手を出しては母親や娘に狼藉を働くようになったからである。

それに生まれだってサウジアラビアに出稼ぎに出ていたブルーカラー労働者の娘だから育ちが良いはずは無いわけで、いか様に考えてもスカル・アンド・ボーンズやオックスフォードの高貴なる香りは一変たりとも漂ってこないから、一体このTAU GAMMA PHIってどんな組織なのか?と調べてみたら・・はい最初の数行を読んでわかりましたよ。





アメリカでも最高のエリートが集まるイェール大学でも毎年たった15人しか受け入れないスカル・アンド・ボーンズと違って、このフィリピンのこのフラタニティは大学だけでなく医療関係者やコンピュータ関係者に、退役軍人や船員、なんてのまで手を広げていて、フィリピン全土で4000も支部を抱えていたのだ。

ただ最初に設立したのはフィリピン大学ディリマン校という日本じゃ東大みたいな学校だから、最初の頃は本当のエリートの集まりだったようだが、しかしこの団体の理念を読むと「暴力のない世界の創造」や「兄弟愛の育成」、それと「霊的な成長」というオカルト趣味の他に「エリート主義の排除」を掲げたのがそもそも失敗だったようである。

組織の品位を保つためには少数精鋭を徹底すべきところを「広く会員を求める」となれば、民度が低いフィリピンじゃ玉石混合どころか石ころだらけになってしまう訳で、なるほどだからこそ大学のフラタニティ入会の儀式と称して角材で100回殴ったために新入生が死んでしまうような事故が続いているのだな・・と思わず納得したのである。

お題目は世界平和とか人類愛と立派だが、中身は街にたむろってるガキやメイみたいな尻軽女をかき集めただけのフィリピン版フラタニティ。この連中が一体何を模索しているのかは筆者にはちっとも理解できないが、表面は着飾るけれど中身はさっぱりなフィリピン特有の空虚さが漂ってくるは確かだ。よってメイの申し出は黙殺することにした。






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