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足が臭い女に与えられたミッション

2018/07/29 10:41:17 | フィリピン雑学帳 | コメント:0件

少し前の日記で女房の姪イナは母親の進めるまま大学で会計学を専攻し、そして卒業後に会計事務所に入ったものの性分が合わず結局3年で辞めてしまった顛末を書いたが、実はこの女は子供の頃から食品工学を学びたがっており、イナと食品産業の取り合わせはある意味「天職」なのではないかと思った事がある。

実はこのイナ、5年前に筆者ら夫妻がフィリピンのリサール州タイタイ町に移住した折に終末だけ同居していたのだが(平日は大学近くの寮にいた)、新生活を初めて数日後にイナの体には重大な欠陥があることに気が付いたのだ。足がとてつもなく臭いのである(あなたが想像する「臭い」の10倍以上臭い)。

学校から帰って靴を脱ぐとあたり一帯にモワーンとした異臭が立ち込める、テーブルの下に素足を投げだす度に同席した筆者は臭くて食欲が失せる、筆者の家の簡易サウナに残ったイナの足の腐れ汁からタチの悪い水虫菌を移す、足の裏が月のクレーター状の凸凹になっていて見たものの背筋をゾッとさせる等々とにかくこいつの足は普通じゃないのだ。

で、ふつうこんな臭い足の持ち主が食品業界に入ったら衛生管理上重大な事態になるし、イナがラスバニョスにある大学の食品工学科ではなくマニラ市内の大学の会計学科に進んだのは正解だな・・と思っていたのだが、ある時にイナが「自分はフェルメンテーションにとても興味があるのだ」と言った時にピカッと閃いたのだ。





フェルメンテーションとは発酵、つまりチーズやヨーグルト、漬物などの発酵食品のことで、なるほどこいつは普段から塩辛やカニみそ、アンチョビなど発酵食品の中でもかなり臭みの強いものばっかりを好んで食うから「足の臭い女は臭い食い物を好むのだ」と思わず頷いていたのだが、しかし日が経つにつれイナがなぜこの世に生を受けたのか判った気がしたのだ。

イナが臭いの強い発酵食品を好むのはイナ自身が発酵しているからで、当然特殊な発酵菌が足に培養されており、淋病菌が種の保存・拡大のため宿主の性欲を異常に高めるのと同じく、イナの臭い足に巣食った発酵菌を世界に拡散させることを運命づけられているように思えたのだ。

ただイナの足で培養された菌がいったいいかなる食品を編み出すのかは神のみぞ知るだけれど(筆者は食う気がない)、イナの「私はフェルメンテーションにとても興味が・・」と言った時の真っすぐな眼差しと熱意に込められたち異形の説得力にある種の神の領域に触れた気がしたのだ。

この日記を読んでいただいた方の中にクサヤやなれずし系の食品関係に従事されてる方がいたら、イナの足に付着した発酵菌を送付するので、試しになんか作ってみていただけないだろうか?ひょっとしたら世紀の大発見になるか、あるいは北欧の臭い缶詰シュールストレミング並みの一部マニア向けヒット商品になるかもしれないので、起業家精神にみちた方からのご返事をお待ちしております。






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