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こんな病気まだあったの?

2018/07/24 12:09:40 | 海外移住入門編 | コメント:0件

日記に書かなかったが実は先週火曜日から女房および親戚たちはちょっとしたパニックに陥っていた。リサール州の奥地に住む義父(72歳)の様子がおかしい!と隣に住んでる甥っ子から電話が入ったのだが、なんと高熱から意識がぼんやりしている上に足がマヒして動なくなっていると言うのである。

だったら甥っ子が救急車に電話すればいいじゃねえか?とか、だったら甥っ子の父親(女房の弟)が病院に連れていけよ!と誰もが考えるが、義父が「大したことない」「病院なんか行かない」と2日前から強固に言い張ってきたらしく、まあそう言うなら・・みたいな無能系グジュグジュ状態に陥ってしまい、その結果こういう事態になってしまったのだ。

それでこれはてっきり脳梗塞に違いない!と思った女房はパッシグ界隈に住む「人間能力的に普通な」従兄妹たちを引き連れてリサール州へと駆け付け、それで色んな病院を駆けずり回った挙句に一番マトモなパッシグ市のメディカルシティーへと辿り着き、そこでちゃんとした治療を受けた結果やっと昨日退院となったのだけれど、さて義父の病名を医者から聞いて驚いてしまった。





結核だったのである。えっ?そんな病気まだあるの?とお思いだろうし、筆者も「チュバキュロシース」と英語での病名を聞いたときには意味が理解できなかったのだが、なんと義父は結核菌に感染していて、どうも倒れる2日前から喀血が始まっていたようなのだが、発熱や下半身の一時麻痺も結核が原因だったのである。

で、一体なんで結核なんぞに?と訝ったが、医者の話だと結核菌と言うのは今でも大気中をウヨウヨ漂っているらしく、それに義父のようにフィリピンが今よりもっと食糧事情が悪く不衛生だった時に育った世代はたいてい若い頃に結核菌が体内に侵入し、免疫のおかげで発病はしないものの体内にずっと残留しているものなのだそうだ。オレ全然知りませんでした。

で、実はこの義父は長年の喫煙が祟って2年前にCOPD(肺気腫)を発症してしまい、それで日々健康状態が悪化しているのだが、今年の猛暑期の体力消耗によって免疫のバランスがついに崩れてしまい、そして続く雨季のじっとり湿った空気のお陰で結核菌が息を吹き返してしまったらしい。





なお医者は半年間結核の薬を飲めば健康体に戻ると言うし、なにより義父本人が「自分はリサール州に戻りたい」と強固に言い張るので結核患者用の医療施設にいれることはせずに自宅へと戻すことにしたのだが、だけど風邪でも引いたらまた結核菌が増殖し始めるんじゃないか?と周囲は気が気でならないでいるのだ。

結核なんて今じゃ白黒映画や戦前の小説にしか登場しない遥か昔の病気だと思っていたが、実は年寄りの多くはその菌を体内に抱えていて、ちょっとした事で免疫が崩れようものなら一気に増殖し、肺胞破壊に喀血、発熱、呼吸困難と一連の悲劇を引き起こしてしまうとは、これじゃまるで手りゅう弾を抱え込んでいるようなものである。

今まで何度も日記に書いけどフィリピンの衛生状態や医療事情は非常に劣悪であり、ここに移住するという事はちょっとした病気でも生命を落としかねない危機と隣り合わせになるのと同じである。だから南の国でのんびり暮らそうと思っていたら前世紀の遺物みたいな結核を患っちゃったよ・・なんて事にならないよう皆さん十分注意していただきたい。






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